今夜は眠りましょうね!
(おことわり――これは「序」と「第1章:望郷と憧憬」を読み終えてのレビューです。現時点で、全8章(+アルファ)ある作品のうち、ごく一部しかあつかっていないことをご了承ください)音大生たちの青春を…続きを読む
音楽の喜び、高揚感や音を聞いている時にしか脳裏に浮かばない一瞬の光景や物語、そのようなものをキーボードにぶつけているのであろう表現が好きです。例えば「ショパンの曲はポーランドの音楽だ」というくだ…続きを読む
そこまで描くかと唸ってしまうほど、多感な学生の心理を事細かに表現しています!終わらない才能と先の見えない努力は、いわば救いと呪いの象徴ですが、そのどちらに妥協なく踏み込んでおり、前述した描写にもさ…続きを読む
まずは文章表現がとてもしっかりとしていることに目が行きました。テンションや勢いに任せた文章ではなく、ゆったりと、ゆるやかに時間が流れるかのような雰囲気が漂っています。そして登場人物達の感情や心境…続きを読む
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