概要
転生者は『人類の敵』だ。
転生者は人を殺す。それが世間の一般常識だった。
他の人間と同じようにその常識を信じていた紘彰は、突然現れた転生者に「遺書を書かせてくれ」と願う。
けれど、返ってきた言葉は予想だにしていないもの。
「なぜ私が君を殺さなきゃならないの?」という純粋な疑問だった。
紘彰は世界の常識と目の前の転生者に違和感を覚えた。
本当に転生者は人を殺すのか。殺すならなぜ殺すのか。
その理由を知るために紘彰は転生者を匿うことに決めたのだった。
これは、転生者と一般人の長いようで短い旅の物語。
※二十万字程度で完結予定です。下書き十三万字程度完成済みですが加筆修正のため優しい目で待っていただければ幸いです。
※毎週金曜更新予定(興が乗ると別日にも更新します)
他の人間と同じようにその常識を信じていた紘彰は、突然現れた転生者に「遺書を書かせてくれ」と願う。
けれど、返ってきた言葉は予想だにしていないもの。
「なぜ私が君を殺さなきゃならないの?」という純粋な疑問だった。
紘彰は世界の常識と目の前の転生者に違和感を覚えた。
本当に転生者は人を殺すのか。殺すならなぜ殺すのか。
その理由を知るために紘彰は転生者を匿うことに決めたのだった。
これは、転生者と一般人の長いようで短い旅の物語。
※二十万字程度で完結予定です。下書き十三万字程度完成済みですが加筆修正のため優しい目で待っていただければ幸いです。
※毎週金曜更新予定(興が乗ると別日にも更新します)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!疑うべきは世界か、己の常識か。
設定や世界観の面白さは他のレビュー投稿者の方々がおっしゃる通りなので、私からは別の切り口から本作の魅力を伝えさせていただきたいと思います。
まず、本作は一話一話が非常にスマートな文章で構成されています。
一話における文量が約2000~3000文字であるにも関わらず、心情や情景描写が過不足なく纏められているので、あえて「読みやすい」という言い方を使いませんでした。
読み手側の負担とならないよう不必要な表現、文章を削りつつ、自身の書きたい事も書く……この両立は中々難しい事だと思うのですが、本作の作者様はものの見事にやってのけています。情報が欲しいと感じたタイミングではしっかりと文章が書…続きを読む - ★★★ Excellent!!!世界観がしっかりしていて面白いです
転生者の帰還もので世界が受け入れて順応している作品は数あるけど、この作品のように順応していない世界を描いている作品は少ないです。だから斬新で正直読み始めは期待してなかったけど、面白かったです。
しかし、だからこそ細かいところが気になってしまう。
転生庁という転生者を排除する管轄が能力を行使しない転生者を識別出来ない描写が描かれながら、一般市民がどう思っているのか描写が書かれていません。
危険人物であり、即殺戮が正義と常識が謳っていながら能力行使しない転生者が分からない。それなら市民側も転生庁を無能扱いする者、普通の人間じゃないかと人権を主張して歩み寄る者に別れるだろうが、そこを突く描写が6話…続きを読む