異世界コンサル株式会社 書籍発売&コミカライズ中!(旧題:冒険者パーティーの経営を支援します!!)

作者 ダイスケ

4,297

1,496人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

ゴタゴタしていたので、打ち切りになってしまったのかな。と残念な心境です。

法則無視のチートがない、「知識と経験と身の回りのある物」で道を切り開いて行くケンジが痛快で、愉快です。

どんなアイデアが出てくるのかと、いつも楽しみに読ませて頂きました。

切羽詰まったケンジのケツを蹴って、背中を優しく、時に強く叩いてくれる仲間や、一緒にウンウン悩んでくれる仲間達に、ホッコリしたり笑わせても頂いてます。

寄り道してるように見えて、少しづつ本懐を遂げていくケンジの強さに、「そう来るか!」と関心が止まりません。

ケンジが、ダイスケさんが、この先どのように村を開拓していくのか。
展開が楽しみで仕方ありませんでした。

素敵な小説に出会わせて頂き、感謝致します。
ありがとうございました。

★★★ Excellent!!!

ほぼ裸一貫、カネもコネもない、おまけに怪我で冒険者としては引退。
そんな状態からどうやって「ビジネス」を始めたらいいのか?

ありがちなようで切り口が新しく、読み手を飽きさせません。
ご都合主義に頼らない、方法論と実践による課題の解決は普遍的な説得力をもって読者に迫ってきます。

異世界で冒険者や貴族、商人、有象無象相手にどうやってビジネスで生き抜くか、地に足のついた丁寧な描写が心地よい。

過程を省いて都合のいい結果だけ持ってくるような作品とは一線を画しているので、安心して読み進めることができます。

主人公も冒険者としては普通レベルですが、頭脳の冴えは抜群で、好感が持てる主人公だと思います。
自分の限界をよく知っている点もいいし、何より商売の前に動機や信条があるのがいい。

周囲を取り巻くキャラクターも利害が必ずしも一致していないため、せめぎあいがあるところも面白さです。

まだ途中までしか読み進めていないのですが、「異世界で経営革命を」とでもサブタイ付けたくなるような作品だと思います。
お勧めです。

★★★ Excellent!!!

異世界物には単なるチートではなく、知識チートと呼ばれるチート作品がある。マヨネーズウマーだの、鍛冶技術だの、火薬の作成などといったものだ。この作品も知識チートではあるのだが、知識を正しく使おう、知識の価値を知ろうという、ロジックやシステムのチートなのだ。他の作品ではありえない、日常生活や仕事に役立てることの出来る知識、まさに知性の向上がなされる作品である。

★★★ Excellent!!!

異世界で現代人のコンサルさんが商売やるとどうなる、をここまで真面目に考えるとこうなるんですね。作者の知識と想像力、発想力に脱帽しました。そして、睡眠不足にさせていただきました笑 うっかり面白くて、気がついたら夜3時、を数日。。
コンサルに進む人は一回読んでみてもいいかもしれませんね。異業種(メーカーの品質管理)の人間なのですがわかりやすかったので、気軽に勉強するには良いのかもかしれません。また、異世界の初心者でも、ちゃんと理解させて、教育して広めていき、ものにさせようという姿勢は異世界ものには珍しい。(それもあってついていけます。)
続きを楽しみにしてます!!…書籍版買おうかな。レビューの評判いいな。

追伸: 買いました笑 まだ届いてないのですが、楽しみです!!

★★★ Excellent!!!

チート無し。俺tueee無し。鈍感ハーレム無し。
ファンタジーの要素もあまり無い。主人公は有能な凡人に過ぎない。だから苦労もするし挫折もある。この物語の根底には「優しさ」があるように思えます。一度読んでみて欲しい。きっとこの限りなく現実な異世界を歩いている感覚になります。

★★★ Excellent!!!

とにかく今のタイミングの自分にはありがたい作品でした。

[自分の状況]
4月からは新しく立ち上がるプロジェクトチームでの新しい役割。
プロジェクトは横串でいろいろな領域から人が集まるが、もともとが縦割りが強いのでコミュニケーションの課題は多そう。
扱う内容も社内では数が少ない、いろいろと実験的なチームです。
その中で自分は前もって準備から入る、運営側のメンバーでした。
新しいことだらけ、しかも自分一人で済むことではない、そんな状況で奔走している。まさにそのタイミングで出会いました。


[役に立ったところ]
特に中盤以降の様々な出身のメンバーでチームを作って物事に取り組むあたりからは、グッとくることが多かったです。
メンバーのモチベーションをどうするのか。
どうやって伝えるのか。
どこから始めるのか。などなど。

もちろんストーリー仕立てなので、設定に甘い点などはあるのかもしれません。
しかし自分には、主人公が用いる策が「どういった理由でなぜ今用いられているのか」、「どういった効果があるのか」、それらを知るだけでも入門として十分有用でした。
また、途中でうまくいかない・想定外のアクシデント、それらについてもどう接するべきかも心構えとして知ることができました。

正直なところ今までは、プロジェクトを運用することと、コンサルということは結びついていませんでした。コンサルというのはもっとなんか違うものかと笑
これをきっかけにきちんと実用書に取り組んでみよう。そんな風に思えました。
そう思えることができるようになっただけでも、とてもありがたかったです。

また余談ですが、途中途中で関係者の日常や生活背景を語る回は、まるでターゲットのペルソナをみているようで、というかこれぐらいのイメージが湧くペルソナを書いてみたいなと思ってしました。がんばります笑


ーーー

図版などがあれば… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

ハイ・ファンタジーといえば、青臭い草の匂いとか敵を切ったときの肉の感触とか異世界観が生々しいものだと勝手に定義しているのだが、「異世界コンサル」は、ロー・ファンタジーでありながら、ロジスティックな世界観やマキャヴェリズム的な主観が内政ものとして、ハイ・ファンタジー以上に生々しくとても面白い。

★★★ Excellent!!!

この作品の面白さや世界観などは一先ず置いておく。それは異世界コンサルの本質ではないからだ。昨今商業化される作品だもの、面白いのは当たり前。異世界コンサルが他のどんな作品より違うのは、そのやり方!

書籍版の異世界コンサルを読んだことがあるだろうか?あるとしたら分かりやすいのだけれど…この本はライトノベルながら、ビジネス書として出ている。びっくりするよね、うん。

それで、カクヨムやなろうでは出来なかった手法…それが太字、図解、フローチャートなど!

作中でも使っていたこのテクニック、実際に書籍版になって出てみると分かりやすいことこの上なし!読者に歩み寄って一緒に理解しようって、微笑みかけてくれる優しさ…。

書籍化決定したら広報する(苦手な作家さんも多い。こっちは応援したいんだからガンガン宣伝してくれ)
リンクを貼る(わざわざ検索しなくて済んで便利!)
投票とか感想送ってくれたら連載につながるよ!などと分かりやすく教えてくれる(よっしゃ応援するよ!)

…ね?気が回るでしょ?工夫してくれてるでしょう?分かりやすいでしょう?こんな人とお仕事したら滅茶苦茶捗りそうでしょう?
そんな人が書いた主人公のコンサル受けてみたいと思いません?

一個一個は簡単なことだけど、それを徹底しているからこそのクオリティ。そしてそれが作品にも活かされている。そりゃ一味違う作品になるわ。

ところで、昨今の異世界チートは凄い。現代技術も凄い。
でも、俺TUEE俺SUGEEの奴って大概は投げっぱなしで再現性がなかったり、その世界観からするとこれ浸透しないんじゃない?って言うのが多くない?そんな都合よく世界を自分の思うまま作り替えられるか?ついてくるのか世界!

いや、まあそこら辺をぐだぐだ言うのも野暮って言うのは分かってる。でもそういうのがありふれて食傷気味なのも分かってもらえると思う。

で、この… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

世界観の作り込みとゆうか現実の歴史に沿ってとゆうか、そこにファンタジーを混ぜてとどめにビジネス(笑)

物をつくる、動かす、人を使う、動かす。

単純だけど奥深い、そして脇役それぞれにも性格生活があり名前もない住人たちもそれぞれが物語に深く関わってとにかく、面白い‼️

某媒体を合わせるとかれこれ五回は読みなおしてます。

俺ツエーではない物語をお求めのかたは是非😄

★★★ Excellent!!!

いわゆる異世界転移物だが確かに他とは一味違う作品、スキルで無双するわけでもなくステータスウィンドウで上手くやるわけでもない、ちょっとした知識を上手く異世界に持ち込んだ話だが引かれる物がある。
ハーレム物でもなく、ヒロイン(?)との距離感も心地良く、純粋な気持ちでこの二人が上手くいって幸せな老後を過ごしてくれたら良いなと応援出来る作品

★★★ Excellent!!!

読み終わったあとの素直な気持ちは「面白い、続きが読みたい」でした。

冒険者の現実的な側面(主にお金の)を描いたとても興味深い小説です。ファンタジー系TRPGをプレイしているせいもあり、描かれている場面にものすごーく共感してしまいました。

読みやすいので、いろんな方にオススメして回りたい作品です。