とても面白い作品です!
作者様のチートもハーレムも無し、というコンセプトに共感しました。チートやハーレムを扱う作品が読みたければ探さずとも犬も歩けば棒に当たるように幾らでもありますが、雛形に嵌り切り、展開の予想が即座についてしまう作品は大量生産品のように味気無く感じ、余程上手い書き手でない限りは読んだ傍から忘却され後に残らないように感じます。ですから、独自色の強い本作はまさに私の求めていた物語でした。
更新が一年以上止まっているのが、大変勿体無く、正直続きが気になって仕方が無いです。
作者様がまた筆を執ってくださる事を祈って、気長に更新を待ち続けております。
ゴタゴタしていたので、打ち切りになってしまったのかな。と残念な心境です。
法則無視のチートがない、「知識と経験と身の回りのある物」で道を切り開いて行くケンジが痛快で、愉快です。
どんなアイデアが出てくるのかと、いつも楽しみに読ませて頂きました。
切羽詰まったケンジのケツを蹴って、背中を優しく、時に強く叩いてくれる仲間や、一緒にウンウン悩んでくれる仲間達に、ホッコリしたり笑わせても頂いてます。
寄り道してるように見えて、少しづつ本懐を遂げていくケンジの強さに、「そう来るか!」と関心が止まりません。
ケンジが、ダイスケさんが、この先どのように村を開拓していくのか。
展開が楽しみで仕方ありませんでした。
素敵な小説に出会わせて頂き、感謝致します。
ありがとうございました。
ほぼ裸一貫、カネもコネもない、おまけに怪我で冒険者としては引退。
そんな状態からどうやって「ビジネス」を始めたらいいのか?
ありがちなようで切り口が新しく、読み手を飽きさせません。
ご都合主義に頼らない、方法論と実践による課題の解決は普遍的な説得力をもって読者に迫ってきます。
異世界で冒険者や貴族、商人、有象無象相手にどうやってビジネスで生き抜くか、地に足のついた丁寧な描写が心地よい。
過程を省いて都合のいい結果だけ持ってくるような作品とは一線を画しているので、安心して読み進めることができます。
主人公も冒険者としては普通レベルですが、頭脳の冴えは抜群で、好感が持てる主人公だと思います。
自分の限界をよく知っている点もいいし、何より商売の前に動機や信条があるのがいい。
周囲を取り巻くキャラクターも利害が必ずしも一致していないため、せめぎあいがあるところも面白さです。
まだ途中までしか読み進めていないのですが、「異世界で経営革命を」とでもサブタイ付けたくなるような作品だと思います。
お勧めです。
異世界で現代人のコンサルさんが商売やるとどうなる、をここまで真面目に考えるとこうなるんですね。作者の知識と想像力、発想力に脱帽しました。そして、睡眠不足にさせていただきました笑 うっかり面白くて、気がついたら夜3時、を数日。。
コンサルに進む人は一回読んでみてもいいかもしれませんね。異業種(メーカーの品質管理)の人間なのですがわかりやすかったので、気軽に勉強するには良いのかもかしれません。また、異世界の初心者でも、ちゃんと理解させて、教育して広めていき、ものにさせようという姿勢は異世界ものには珍しい。(それもあってついていけます。)
続きを楽しみにしてます!!…書籍版買おうかな。レビューの評判いいな。
追伸: 買いました笑 まだ届いてないのですが、楽しみです!!
とにかく今のタイミングの自分にはありがたい作品でした。
[自分の状況]
4月からは新しく立ち上がるプロジェクトチームでの新しい役割。
プロジェクトは横串でいろいろな領域から人が集まるが、もともとが縦割りが強いのでコミュニケーションの課題は多そう。
扱う内容も社内では数が少ない、いろいろと実験的なチームです。
その中で自分は前もって準備から入る、運営側のメンバーでした。
新しいことだらけ、しかも自分一人で済むことではない、そんな状況で奔走している。まさにそのタイミングで出会いました。
[役に立ったところ]
特に中盤以降の様々な出身のメンバーでチームを作って物事に取り組むあたりからは、グッとくることが多かったです。
メンバーのモチベーションをどうするのか。
どうやって伝えるのか。
どこから始めるのか。などなど。
もちろんストーリー仕立てなので、設定に甘い点などはあるのかもしれません。
しかし自分には、主人公が用いる策が「どういった理由でなぜ今用いられているのか」、「どういった効果があるのか」、それらを知るだけでも入門として十分有用でした。
また、途中でうまくいかない・想定外のアクシデント、それらについてもどう接するべきかも心構えとして知ることができました。
正直なところ今までは、プロジェクトを運用することと、コンサルということは結びついていませんでした。コンサルというのはもっとなんか違うものかと笑
これをきっかけにきちんと実用書に取り組んでみよう。そんな風に思えました。
そう思えることができるようになっただけでも、とてもありがたかったです。
また余談ですが、途中途中で関係者の日常や生活背景を語る回は、まるでターゲットのペルソナをみているようで、というかこれぐらいのイメージが湧くペルソナを書いてみたいなと思ってしました。がんばります笑
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図版などがあればより理解ができそうだとは思いましたが、それは書籍版でやられているようなので早速購入をしました。
届いて読むのが楽しみです。
こちらの連載も引き続き楽しみにしています。