これは角度を変えたハイ・ファンタジーだ。

ハイ・ファンタジーといえば、青臭い草の匂いとか敵を切ったときの肉の感触とか異世界観が生々しいものだと勝手に定義しているのだが、「異世界コンサル」は、ロー・ファンタジーでありながら、ロジスティックな世界観やマキャヴェリズム的な主観が内政ものとして、ハイ・ファンタジー以上に生々しくとても面白い。

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