まるでファンタジー版もしドラのよう

とにかく今のタイミングの自分にはありがたい作品でした。

[自分の状況]
4月からは新しく立ち上がるプロジェクトチームでの新しい役割。
プロジェクトは横串でいろいろな領域から人が集まるが、もともとが縦割りが強いのでコミュニケーションの課題は多そう。
扱う内容も社内では数が少ない、いろいろと実験的なチームです。
その中で自分は前もって準備から入る、運営側のメンバーでした。
新しいことだらけ、しかも自分一人で済むことではない、そんな状況で奔走している。まさにそのタイミングで出会いました。


[役に立ったところ]
特に中盤以降の様々な出身のメンバーでチームを作って物事に取り組むあたりからは、グッとくることが多かったです。
メンバーのモチベーションをどうするのか。
どうやって伝えるのか。
どこから始めるのか。などなど。

もちろんストーリー仕立てなので、設定に甘い点などはあるのかもしれません。
しかし自分には、主人公が用いる策が「どういった理由でなぜ今用いられているのか」、「どういった効果があるのか」、それらを知るだけでも入門として十分有用でした。
また、途中でうまくいかない・想定外のアクシデント、それらについてもどう接するべきかも心構えとして知ることができました。

正直なところ今までは、プロジェクトを運用することと、コンサルということは結びついていませんでした。コンサルというのはもっとなんか違うものかと笑
これをきっかけにきちんと実用書に取り組んでみよう。そんな風に思えました。
そう思えることができるようになっただけでも、とてもありがたかったです。

また余談ですが、途中途中で関係者の日常や生活背景を語る回は、まるでターゲットのペルソナをみているようで、というかこれぐらいのイメージが湧くペルソナを書いてみたいなと思ってしました。がんばります笑


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図版などがあればより理解ができそうだとは思いましたが、それは書籍版でやられているようなので早速購入をしました。
届いて読むのが楽しみです。

こちらの連載も引き続き楽しみにしています。

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