洒落、皮肉、因果応報……手法は手堅く、安定しています。ホラージャンルに設定されていますが、むしろある種の安心感を抱いてしまうのは、ひとえに私固有の問題、私が星新一の作風に毒されているためです。良質かつ多作というのも脱帽。 和田誠や真鍋博の挿絵がぴったりな本作。無機質で、奇妙で、でも読み出したら止まれない。そんな作品群です。
皆さんは怖い話には興味がありますか? 奇妙な世界に行ってみたいと思いますか? しかし、そんな場所に行って帰ってこれなくなったとしたらと、二の足を踏んでしまうことでしょう。そんな時は本作『ちょっと奇…続きを読む
ちょっと奇妙って、どんなのだろう?ってわくわくしながら読み始めました。すごく面白いです!不思議でちょっと怖くて…次が気になって読む手が止まらないです(^^)
海青猫氏の手による『ちょっと奇妙な話集』と云う作品、各話の分量は短編から掌編のボリュームであるが……内容については中々にスパイスが効いてピリリとした読後感のある話が多いのだ。 直球めいた怪異譚…続きを読む
怖い話や不思議な話、様々な短編が綴られています!そのどれもがただ怖い、ありふれた奇妙さなのではなく、一捻りも二捻りされていて、アイデアに富んでいると感じました!
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