人と人とが関われば、そこに「物語」が生まれる。

 小説を書く人と、書かない人。
 そこには埋まることのない溝のようなものがあり、「書く人」と「書かない人」は一生わかりあえないのではないか。
 そんなことを思っていたのですが、このお話を読んで、「そうじゃない」と気付かされました。
 小説を書く人にはもちろん、書かない人にだってそこに「物語」がある。人と人が関わって、世界にたくさん生まれていく「物語」。

 やっぱり世界は、素晴らしい。そんな風に再認識できる、素敵なお話です!