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  • 編集済

    中野麻衣・1への応援コメント

    おそらく初投稿から二年経っているため、当初とは設定がちょっと変わってきているのかもしれませんので、どこかで軌道修正しないとダメかもしれませんね。
    整合性が取れていな部分もあるのでチェックしてみてください。

    では感想を

    確認のために、始まりは大学三年生の主人公たちの、羊山荘を舞台に繰り広げられる青春群像だとおもいます。すでに羊山荘に二年住んでいるところからお話は始まりました。
    話の導入は自分的に物語の舞台となるアパートの情報を開示してもらえると助かります。
    物件情報のように

    入居者募集中  大学生歓迎
    築何年、木造二階建て
    ○○駅から徒歩〇分 ○○大学 バスで所要10分
    6畳1DK、トイレ共同、風呂無し、近所に銭湯あり
    家賃3.5万円 管理費3千円(大学生は免除あり) 
    管理人住み込み

    上記のようにプロローグとして舞台の設定をあらかじめ読者に示しておきます。
    利点として、皆が同じ間取りの部屋に入居しているんだと理解できます。
    入居の時期が皆一緒というのは少し不自然ですが、何か理由付けして調整してみてください。
    家賃相場が安い、でも安い所に住まなきゃならないのっぴきならない理由が主人公たちにあるんだと、読者にも伝えたいところです。

    で、舞台設定の話は済んで、次に冒頭の時点で大学生四人の関係性は崩壊し始めています。
    三年生になっている彼女らは、二年ものあいだ隣人として接していたのでそれなりの人間関係が形成されているはずです。特に落合と赤川は、落合が赤川の秘密を握っており、暴力さえ振るう始末です。
    壊れかけたところから話が始まるのと、壊れ始めるところから話が始まるとでは、読者の印象も変わってくると思います。
    自分的には後者のほうが読みやすくなるとは思います。中野は初めから死への願望を抱いていて、すでに構築された住人同士の関係性が、物語へ強く反映するのはなかなか難しいんじゃないかと思っています。
    これが一年経ったくらいだったら、まだ説得力はあります。中野以外の住民は、彼女が十分堕落していった姿を見てきているので、おそらくその評価は完全に固まっていると思います。それを覆すほどの出来事を生みだすのは、かなり強引な手法になるんじゃないかと、推測いたします。
    この話の中でいちばん人間らしいのは一倉で、良いキャラクターだと思います。
    落合はむしろ浪人しててそれすらも自尊心で覆い隠しているようなキャラにしてしまった方が面白いかも。

    皆が大学二年生になり、一人だけ二十歳の落合が飲酒に喫煙をする。まわりはまだ未成年なのでそれができない、って描写をいれると、あれ?なんでこの人だけ?って疑念がみんなに植え付けられそう。

    あと、赤川はアパートに来た早々に中野に憧れていますよね?
    中野は自分をかなり低く評価しているのに対して、真逆の評価になっているのはどういうことでしょうか?
    中野は地元にいるときはぱっとしない学生だと思ったのですが、上京する前からすでに彼氏はいたし、そこで自己評価が低いのはちょっと変かなと。落合よりも頭も良いですし、自己肯定感の低さを表わすなら、もうちょっと違う面からアプローチすることをお勧めします。
    村田沙耶香さんのコンビニ人間のように、綺麗で秀才だけど、何か他人として修正しなくてはならない部分がある。そんな人をモチーフにすると良いかもです。

    お話は面白いと思いますが、いかんせん主人公たちの問題がすでに深いところまで掘り下げられてしまっているので、作者様だけが理解できてて読者側の理解が追い付いていかない状況です。
    連載が長いので仕方ないかもしれませんが、なにか機会があれば参考にしてみてください。

    長くなりましたがこれで失礼致します。

    作者からの返信

    読んでくださってありがとうございます泣泣泣
    そして読み込んでくださってめちゃくちゃありがたいです泣泣泣

    これは私が日記的にダラダラとやっていて、2年前から読んでくださっている読者さんも私も設定を忘れながら読み書きしてる部分が大きいので、一気に読んだ時の違和感絶対あるよな、知りたいなと思って企画に参加させていただきました。
    これは一度大幅な(マジで一回全部書き直すくらいの!)修正が必要かも!!!!と思いましたが、一旦どうにかこうにか辻褄合わせて捩じ伏せることとします。大工事です!
    一応この話に出てくるみんなは大学2年です!!

    中野って「めちゃくちゃ恵まれてるのに自己評価最低すぎる奴」という設定なんですよね、
    しかし読んだ方に伝えきれてない時点で死にの設定なので、なんかわかりやす〜い風に表現できないか手法を探してみます。
    コンビニ人間大好きです!!

    ほんとうにこの…これを読んでくださりありがとうございます、気付きを沢山得ました♪
    引き続き執筆頑張ろうと思います、、!(^^)

    編集済
  • 一倉洋輔・2への応援コメント

    おかしい……。ちょっと中野さんが可愛い……。


    一倉最高です。ただただ好きです。私もイッチと呼ばせてください。
    本気であるってことが、真剣であるってことが、どこか浮き世離れしているということを理解しているにもかかわらず、何気ない「天職」ということばにさえ震えるほど喜ぶ熱中を心に秘めるイッチが、もう「ガンバレ!!!!」って感じになります。そういう共感引き出せるのやばいっすね。

    ただ、残りの住人達を考えると、イッチがどうなってしまうのか、とても気になります。

    ていうか、群像劇上手すぎです。全員の行方が気になります。というかこれ、多分一人一人の流れと同時に大きな一つの流れが有りますよね多分。なんでこんな小説がこんな所に転がってるんですか。この作品が完成した時、なんらかの受賞ができないなら私は暴れます。

  • 一倉洋輔・1への応援コメント

    なぜか泣きそうです。言葉がありません。
    文章から素直な愛が溢れています。ホントに好きなんだなってちゃんと伝わってきます。たった数行で一倉のこと好きになってしまいました。


    ていうか、あなたこんなのも書けるんですか。
    泥水の炭酸割りみたいな(褒め言葉です)えぐくて、苦しくて、心臓をつかまれるような文章だけでも十分ボコられてるのに、こんなストレートな熱意の描写もできるとか、マウントポジションで再起不能になるまでしばかれている気分です。


  • 編集済

    落合進・6への応援コメント

    羊山という登場人物がとても不気味で素敵です。トリックスター的な……

    こういうキーになる人物を、色んな登場人物の視点から立体的に映し出す技術とか、どうやったら手に入るんでしょうか。それぞれの物語ではなく、一つの群像劇として厚みが出ます……。本当、完結するまで死なないでくださいね……。


  • 編集済

    落合進・5への応援コメント

    「根本まで吸い終わった残骸が汚い床に転がる。金属製の柵は古錆びて顔すら反射してくれないが、今の自分が相当酷い表情をしているのはわかる。」

    情景描写を単なる「情景」の「描写」として使わない。登場人物の心理と見えている世界を結びつけている。だから文章一つ一つに吸い込まれるように感じます。

    「今日の出来事が、コンプレックスが、吐き出した煙草の煙と混ざり合って夜が歪みだす。」

    たまんないです。お腹痛くなります。
    もうどう考えてもプロです。



    「僕は、いつも通りでいられているだろうか。実は頭も悪い、思考もネガティブ、要領だけでなんとか人に媚びて生きていることを、隠し切れているのだろうか。」

    ……やっぱり、落合を痛罵することができません。
    分かってて、それでもそうするしかない身動きの取れなさがひしひし伝わってきます……

  • 落合進・4への応援コメント

    「落合、帰ってきたなら手伝ってよね、あとその匂い、ラブホのシャンプーでしょ」

    そういう場面じゃないとは分かりつつも、中野さんめざといな、とちょっと笑えました。


    以前感想のお返事で、「中野さんよりも落合の方が……」とのお話しがありましたが、ちょっと分かりました。というか、個人的には既に落合の方が嫌いです。

    なんだろう、落合って、部屋に出た小さい黒い虫怖がって、放置して、勝手に部屋中虫だらけだって妄想して、身動き取れなくなってる感じの気持ち悪さがあります。

    でも、なぜか身に覚えがあります……。

  • 落合進・3への応援コメント

    読んではいたのですが、感想を書く時間がありませんでした。ごめんなさい。

    『煙草の煙は空を昇るように回っていくが、低い天井に当たって儚く消えていく。』

    煙草の煙の描写が、各々の登場人物のモノローグに登場しますが、本当に抜群です。閉塞感が目に見えるようです。

    『さやかが望む自由とは、僕なんかに制御もされないような綺麗なマンションで、金に困ることも無く、友人と午後に待ち合わせをして銀座でお茶をするような生活なんだろう。僕はAV女優としてのさやかしか知らないし、それ以外を知ろうとも思わない。』

    深い関係性を求めない、神経質でナイーブで、悔しさからなのか、人に深く立ち入ることを拒んでいる。そのくせ、身体を交えることには抵抗がない。歪なのに、めちゃくちゃ説得力がある……。私も含め、そういう男、いっぱいいると思います。


    が、その描写をどうして美人の女子大生ができるんですか。
    何回言わせば気が済むんですか。気が済んでも言いますが。

  • 一倉洋輔・2への応援コメント

    ここまで一気読みしました。
    心の片隅にぽつりと抱いていた世間への淡い期待と、隠してるつもりでも所々で顔を出す背伸びした幼さが同居した感情が、とてもリアルに感じました。
    ただ、その中で一人だけリアルからかけ離れた存在がいることで、これが創作なんだなと思い出させて更に物語へと引き込まれてしまう。

    個人的には、いっちがちょっと可愛いなと思ってしまいました。
    願わくば、彼がまっすぐに成長して欲しいなと。間違った扉を開けないことを切に祈る(何)

    ではでは、続きを楽しみにしています(*´□`๑)


    さる

    作者からの返信

    ありがとうございます!ぐだぐだですみません笑

    この話に出てくる人達は、私が上京して出会った「こじらせてんな〜笑」と思った人々の、等身大な悩みが多少モデルになってる部分があるので、
    それがリアリティに繋がっていたのなら嬉しいです。
    知人共々にはお礼しなければなりませんね。

    私もイッチが一番好きです!
    逆にイッチ以外全員嫌いです!
    気が合いますね!!

  • 中野麻衣・2への応援コメント

    東京行っても妙な閉塞感がありましたね。確かに便利で住みやすいんですけど、その便利さを享受する為に過剰に働かなければならない。欲望が渦巻いていて、異常な上昇志向に押し潰される。僕の周りは多すぎました。そして、耐えられませんでした。


  • 編集済

    落合進・2への応援コメント

    ずっと待ってました。半端じゃないですね。

    「惑星のかけら」で中野さんの視点から描かれていた内面描写を、落合の視点からこれほどまでに客観的に描きなおす技術。語り手の落合の人間性を示しつつ、他の登場人物のイメージが立体的になっていく感じ。だから、何人いるんですかあなた。

    描写力にモノを言わせてぶん回すだけでも十分すごいのに、なんで続きが読みたくなるような魅力的な終わり方をするんですか? リーダビリティまで完備とか、どうなってるんですか? 私をボコボコにして楽しいですか? 私は楽しいです。

    いつまでも続き待ってます。何回でも最初から読みます。

  • 落合進・2への応援コメント

    ようやく続き読めました!それぞれの登場人物が視点を変えて話が進むの、三森さんが得意とする技法ですね。それぞれのキャラクターが魅力的なので、色々な味の詰まった幕の内弁当を食べているようです。続きも期待してます!

    作者からの返信

    得意というか、これしかできないというか!!!三人称が書けないのでこのようなことになっております。私もどうなるかわかりません。笑


  • 編集済

    落合進・1への応援コメント

    お久しぶりですね。ずっと待ってました。

    ずっと思ってたことですが、章が変わるときの冒頭の文章、すごいです。
    引きずり込まれるような、その一言で続きを貪りたくなるような、そんな引力のある冒頭にいつもビビってます。

    「僕の長所として器用であること、短所として器用貧乏であることが挙げられると思う。」

     これだけで落合君の人間性の全体像が浮かぶ。そしてそのイメージが徐々に肉付けされていく。その上、人物描写が説明的にならない。ほんと、とっととプロデビューしろよ。

     あと、登場人物がとてもいい。中野さんみたいな極端な子じゃなくて、微妙な、しょうもない大学生のプライドを守り続けてる男子大学生。どこまでも吹っ飛んでる人じゃなくて、身近な異常性(?)持ってる人の描写。え、なんで書けるの? あなた女子大生でしょ、たしか。

    「こっちだって、お前なんか良い人止まりだよ、と言い返したかったが、出来なかった。僕は良い人だから」

     とか、ウルトラパンチラインです。こういうのさくっと出されるとマジで心折れます。

     いっぱい書きましたが、続き楽しみです。

    (追記)
    冷静に、もう一度読み返して、自分がどうして浪人したのか思い出しました。もし仮に、浪人も失敗していたら、きっと自分も同じことしてたと思います。話す人ごとに別の大学行ってることにしてたかも知れません。なんかそのリアリティみたいなものが内蔵から引きずり出されました。

    作者からの返信

    お久しぶりです。お元気でしたか。私は元気です。あなたのおかげで第2話を書きました。お褒めいただきとっても光栄!プロではないです笑 ただの女子大生です。

    落合に明確なモデルはいないのですが、色んな知り合いを繋げ合わせてつくったキャラではあります。身近な大学生が変なやつだらけなので!笑 今後、ある意味中野よりやばい人間性やプライドの高さやとにかくいろいろ.....書きたいとこは山ほどあります。がんばります。

    良い人で居つづけられることって、結構難しいんですけどね!この語り手はもうちょっと楽に生きて欲しいです、まったく。

  • 中野麻衣・6への応援コメント

    企画に参加いただきありがとうございます。

    文章を書くのが本当にお上手……!
    描写のひとつひとつとか、比喩とか、こんな表現もあるんだなと驚きながら読みました。
    地の文の淡々さが主人公の心情とマッチしていて、本当に綺麗な文章だなと思いました。

    それと、希死念慮を抱えた主人公というのが、個人的に大好物です。この先を楽しみにしています。


  • 編集済

    中野麻衣・6への応援コメント

    『炭酸のしゅわしゅわ越しに見る太陽は、眩しくて、眩しすぎて、味のしなくなった私の青春など簡単に焼き殺されてしまう。』

    これは結構な発明だと思うんですが……。何というか、エモい描写をエモさで使うんじゃなくて、中野さん(ryの終わってる感を出すための対比に引っ張るという。

    細々したところの描写もすごいんだけど、後ビビるのが、展開が上手い。ネット小説の見栄えとか、一話の長さとか章の切り替えとか、読者を飽きさせない構成がはんぱねぇ。

    毎度思うけど、ナニモンですかこの女子大生。

    (追記)
    『あのアパートもこのマンションも、地方から来たしょうもない田舎者が下から上まで占拠しているのだから、高円寺や原宿などキャラクター性のある町にもなれず、ただ人々を収納している。』

    収納ってひと言で、すごく様子がつかめる。本当に、細部の細部まで血が通ってる……。

    作者からの返信

    えー!私は割と何も考えてないのでつが……読み込んでもらえてうれぴすです。
    私は上手い文章よりも読みやすい文章が好きなので、
    自然とそうなるのかもしれません。
    難しいことが苦手な女子大生です。
    感想毎回うれぴすです!!おかげで頑張れてます。

  • 中野麻衣・5への応援コメント

    死にたいとか消えたいとか思う癖に、いざ自分がいなくなっても平然と動く世界を想像して、「やっぱ自分いなくてもいいんじゃん」って思い知らされるのは、なんか嫌ですよね。「なんで?」って言われてもわかんねえけど。

    作者からの返信

    そうなんですよねー。私はそれに何年間も苦しめられています。私がいなくなったことなんてTwitterのTLで少し話題になって終わり、5分後には違う話してるんですよ。やっぱ私居なくてもいいじゃんって思っちゃうの、つらいです。

  • 中野麻衣・4への応援コメント

    「扇風機の向きが変わったのか、風でびいどろの風鈴がからんからんと揺れた。」

    どうしてこうもすんなりと印象的な夏の雰囲気を描写できるのでしょうか。

    そして、単なる描写にとどまらずに

    「来年の夏には、私はもう居ない、予定だけれど。」

    と中野さん(苗字+さん付けは陰キャ男子の嗜み)の性質とか物語の根幹に結びつけることができるのでしょうか。マジパねえっす。

    あと、風呂に入って、妙に中野さんがいい人、というか人間としてわりかし健全な感じになっていく様子とか

    「せっかくいい香りになったのに、今度はヤニまみれになっていく。」

    って身体も心も不健康な感じに戻っていってしまう感じとか、人物描写に血が通いすぎてヤバいです。


    あと、煙草は猫に嫌われる匂いが付くそうですね。
    ネクライトーキーが言ってました。

    作者からの返信

    ネクライトーキー聴くんですね。猿の学生のイメージが強く、自章のサブタイを猿の学生さんにする予定でした(?)!
    夏ってエモいじゃないですか、エモの……なんかそういうのを、この作品では書いていきたいなって思っています。
    EMO TOKYO といった感じで……
    サカナクションを聴きながらほろ酔いで帰る表参道が一番気持ちいいですよ(^^♪

  • 中野麻衣・3への応援コメント

    自分の吐いたゲロを同じアパートの同年代の男に処理させる女子大生ってやばいですね。

    でも、狂ってる感じはあんまりしなくて、少しずつだらしなくなる生活が、割ともう取り返しつかないところまできてしまった感じで、とっても大学生だなって思いました。

    作者からの返信

    生きること諦めてる人間って、わりとそうなりますよ笑
    現在の語り手である中野はちょっと手遅れ感がありますが、
    他の三人はまだ(?)ちゃんとしているので、
    これからの活躍を見守ってもらえると嬉しいです。


  • 編集済

    中野麻衣・2への応援コメント

    大学生の落胆と気怠さが生々しい…。本当に、読んでる私まで身体が少し重くなるような感覚がします。

    (追記)
    正直、東京で生まれ育った私からすると、「東京」に対する理想と現実のギャップみたいなモノは想像することしかできないもので、自分より自分の好きな(?)もので優れている人間が溢れていて、「自分いつ死んでもなんも問題ないなこれ」って感覚は、もう初期装備でした。他意はありません。ただの感想です。

    作者からの返信

    ふふふ、実体験です。東京って怖い街です。

  • 中野麻衣・1への応援コメント

    続き、読まなくても名作なのは知ってます。
    読みますけどね。