編集済
『炭酸のしゅわしゅわ越しに見る太陽は、眩しくて、眩しすぎて、味のしなくなった私の青春など簡単に焼き殺されてしまう。』
これは結構な発明だと思うんですが……。何というか、エモい描写をエモさで使うんじゃなくて、中野さん(ryの終わってる感を出すための対比に引っ張るという。
細々したところの描写もすごいんだけど、後ビビるのが、展開が上手い。ネット小説の見栄えとか、一話の長さとか章の切り替えとか、読者を飽きさせない構成がはんぱねぇ。
毎度思うけど、ナニモンですかこの女子大生。
(追記)
『あのアパートもこのマンションも、地方から来たしょうもない田舎者が下から上まで占拠しているのだから、高円寺や原宿などキャラクター性のある町にもなれず、ただ人々を収納している。』
収納ってひと言で、すごく様子がつかめる。本当に、細部の細部まで血が通ってる……。
作者からの返信
えー!私は割と何も考えてないのでつが……読み込んでもらえてうれぴすです。
私は上手い文章よりも読みやすい文章が好きなので、
自然とそうなるのかもしれません。
難しいことが苦手な女子大生です。
感想毎回うれぴすです!!おかげで頑張れてます。
企画に参加いただきありがとうございます。
文章を書くのが本当にお上手……!
描写のひとつひとつとか、比喩とか、こんな表現もあるんだなと驚きながら読みました。
地の文の淡々さが主人公の心情とマッチしていて、本当に綺麗な文章だなと思いました。
それと、希死念慮を抱えた主人公というのが、個人的に大好物です。この先を楽しみにしています。