耀秀伝 序幕 と あとがきのような物

「おっはよ〜」


「あっ、おはよう。龍清リュウセイ君」


 後ろから、凄い勢いで走ってきた、男の子が、僕に挨拶をする。僕より頭一つ大きく、そして、運動神経、抜群で、顔も良い。


 僕は、と言うと、小柄で、運動はいまいちだし、顔も、穏やかで優しそうな顔ですね。って、言われるぐらい。特徴は、あまり無い。でも、先生だけは、いつも僕を、こうなぐさめてくれる。


「君は、いつか何かを、成しげるでしょう。焦らずに、一歩一歩進んでください」



 先生とは、私塾の先生だ。大趙帝国だいちょうていこくでは、かつて、幼い頃から通える、学校があったそうだが、乱れた今の世では、それも無い。ここ如親王国じょしんおうこくには、そのような学校も無かったから、私塾の文化が発達している。



 それで、ここは、如親王国でもちゃんとある、軍官学校への入学を目指す為の学校なんだ。僕は、先祖でもある、耀勝に憧れて、軍人を目差している。まあ、耀勝もそうだったように、僕が、戦場に出て戦えるとは、思えないけどね。




 そうだ言い忘れていたけど、僕の名は、耀秀ヨウシュウ。偉大すぎる先祖を持つ、ただの子供だ。



 耀秀伝へと、物語は続く。

 https://kakuyomu.jp/my/works/16816452221149138216



 お読み頂きありがとうございました。これで、趙武記は、終わりです。超大国の統一期なので、比較的あっさりと終わらせるつもりが100話に。まあ、登場人物シリーズで、かなりかせぎましたが。


 最後まで、読んで頂きありがとうございました。次は、大物っぽく登場した、耀勝の子孫。耀秀君の物語です。今度は、やや物語色を強め、それぞれの正義と野望に焦点をあてた、物語にする予定です。


 が、私、スマホで書いているのですが、海で水没させまして、スマホがお亡くなりになり、ちょっと呆然。あらためて書いておりますので、少し遅くなります。申し訳ありません。防水のビニールに入れてたんですがね〜。


 さて、耀秀君は、ちゃんとその才能を見せる事が出来るのか。では、よろしくおねがいします。


 ああ、後、趙武記の外伝は、思いつきで書いていこうと思うので、よろしくおねがいします。


                 刃口呑龍

 趙武記 外伝集


 https://kakuyomu.jp/works/16816452221376773560


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

趙武記 刃口呑龍(はぐちどんりゅう) @guti3

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画