それは中華のような異世界。そして中華のような戦いがあり、英雄たちがいた。今、その英雄の血潮を受け継ぐ男が歩み出す――その男、耀秀が。そして耀秀がその地――カナンに描く物語が動き出す。その果てにある平和を求めて。……作者様の前作「趙武記」が前にある話ですが、それを読んでいなくても楽しめる内容となっていると思います。むろん、読んでいただいた方がクスリとできること請け合いです^^;ぜひ、ご一読を。