概要
ホラー映画観たので何となく書いたホラー短編三作目
猟師の老人が下山しようとしていた。
老人は木の上に何かがいることに気が付いた。
調べてしまう、それが彼にとって好ましくないものとの遭遇だと予測することもないまま。
老人は木の上に何かがいることに気が付いた。
調べてしまう、それが彼にとって好ましくないものとの遭遇だと予測することもないまま。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!偏屈な老猟師が体験する恐怖の一夜。
山で猟をして暮らす老人が体験した奇妙な一夜を描いた作品だが、雰囲気の作り方がとにかく抜群。
健康な歯も連れ添った妻も相棒だった犬も失い、身体はすっかり衰えた。人生で残った楽しみらしい楽しみは山での狩猟のみ。そんな世間から孤立した老人の強情さや頑固さをわずかなセリフやモノローグでしっかりと伝えてくるのが非常に上手い。
息子が家でチワワを飼っていることに憤り「いのししを、三日は追いかけまわすような動物だけが……犬なんだ。」と考えるあたりの頑固ジジイ感が最高だが、一方でこうした考えが既に時代遅れなことに薄々気づいている姿には哀愁が漂う。この老人の造形だけでも素晴らしいのだが、ここまで老人…続きを読む