令和4年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主人公の北条義時が注目される中、この作品は義時の妻姫の前(ヒメコ)の目を通し鎌倉幕府成立、存続を巡る混乱を描いている。戦う男達の陰には常に愛する者を想う女の支えがあり、愛する者を失う女の涙がある。単なる歴史小説に留まらない、ラブストーリーとしても一読の価値有り!
北条義時の正室であった姫の前に焦点を当てた歴史小説。 幼少期、ヒメコ(姫の前)とコシロ(義時)の出会いから語られる。自分を救ってくれた無口な少年の声が聞きたく向きになり、告白をするヒメコ。そして、共に過ごしていくうちに彼への想いは強くなっていく。巫女の力に振り回されながらも、コシロと共に戦乱の世を生き抜くスペクタクル小説。 ダイジェストがあり、歴史に詳しくない方にも優しい作りになっております。歴史物が好きな方は勿論、ちょっと小難しくて手が出せないという方も是非読んでみてください。
壮大な物語。ゆっくり、じっくり読みたいです。
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