「捧げたい」から「着飾って」。そして、最後は「愛してます」

 日本は火葬だから骨しか残りません。
 「ぼくとあの人」は骨に独自の観点をもつ僕と、僕に選ばれた(ネタバレ防止の為、言い回しが変です)お姉さんの着飾ってほしい願望などが顕著にでています。独特な雰囲気を醸し出しながらもほのぼのとした空気をかんじます。
 「僕と彼女」は主人公さえ予想だにしない展開へ物語は進みます。なぜお姉さんを選んだのか、そのときに明かされる「一方通行」、彼女に向けて放った言葉、いろんな感情が一気にきます。
 「骨を捧げたい」って、別の言い方にできると思うんです。きっと読む人によって解釈が分かれるでしょう。
 みなさんは、主人公をどんな人だと思うのでしょう?

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