死んでのこるのは――――

少年時代の一目惚れ。
病弱なお姉さんは骨を遺してくれることを約束した。

心は掴めなくても、骨はその手で掴むことができる。
着飾ることだって。
いつも一緒にいることだって。

心が執着するのは――いつだって形に遺るもの。
そんな蠱惑的な愛情が語られる物語です。

その他のおすすめレビュー

ビトさんの他のおすすめレビュー41