キチンと悪意も書かれた味のある大作

説得力のある文章、そしてそのための材料が無数に散らばる世界観。
現実をオーバーラップさせながら、仕込まれた違和感に驚かされます。
※1章を読んだ時点での感想です。

 とりあえず読んでみて下さい。

主人公が、有能で味方が多すぎると、読んでいて心がくじけることが多いのですが、今作ではヘイトを稼ぐ敵役にもきちんとロールが振られており、
悪意もしっかり描かれた作品でした。

主人公に、よくある自分勝手さを感じる不満は今のところありません。
どんな理不尽もきっと才気をもって、もてる力を全て費やして乗り越えてくれるだろうと期待させてくれます。

この独特の世界観がお好きな方は是非にもオススメです。
この機会に是非皆様もお読み下さい!

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