編集済
中書き 読者様へへの応援コメント
拝読させていただきました。
間然するところもなく、ゲイルが魔物の身でありながらアヴィを掌中の珠と擬制して全身で彼女の心と体の安寧を助け彼女の将来と健康を案じる生き様に感動しました。
ゲイルの調理が報われずアヴィを苦しめることになっても、アヴィは幸せを感じているというのが、生かされていてもずっと悄然としていた奴隷の頃のアヴィとの対比が光っていて打ち震えました。
また、ゲイルとアヴィが月を見る夜の話では、月が暗い夜でないと輝けないようにアヴィもゲイルと共にいてこそ心強くあると思うと、より一層没入できました。
アヴィがヒトと同じ身体でありながら昼間のヒトと相容れないということを夜も更けた頃に2人共にいることが雄弁に物語っていました。
これで感想を打ち止めようかとも思いましたが、味気ないので眼高手低で恐縮ですが少しばかり思ったことを書き連ねます。
ゲイルは全盲の魔物なので、彼が泉から這い上がった後、そのまま洞窟の高さや広さについて描写されたことが残念でした。
せっかく泉で彼の身体が光る草により溶かされる描写があったので、知性がある魔物らしくその経験から自分の身体の利点を生かし自ら身体を泣き別れにして洞窟の形状を推し量る描写があると尚良かったです。
それから、高い所に住む蝙蝠を不意打ちで倒す描写がありましたが、彼がエコーロケーション出来る伏線も感じられなかったので蝙蝠に関しては撃退止まりで良かったかなと思います。蝙蝠を不意打ちで倒すために壁を登ることも出来なかったはずなので。
あと、洞窟に跋扈するアリの脅威を重く受け止め遅きに失しることを恐れてアリの全滅に走っていましたが、アリを絶滅させるならアリの食料となっていたであろう植物、あるいは動物がまた繁栄し、その恩恵に与るゲイルとアヴィの描写も欲しかったです。
長文申し訳ありませんでした。
一読したのみなので抜けがあったら申し訳ございません。
素晴らしい物語をありがとうございました。
作者からの返信
強い気持ちのこもった感想コメント、とても嬉しいです。
泉を出た後の四話のあたりで、上方のひび割れなどに風が抜けていくのを触覚で感じてなんとなく全体像がわかるような描写をしていたつもりでした。
その時点ではゲイル自身も自分の特性、能力を理解していないので、なんとなく肌感覚で、というように書いたかと。
天井の蝙蝠については本当ですね。何年振りかで明らかになるガバ要素でした。
ご指摘ありがとうございます。横穴の中に巣があったとかに変えて設定と合わせておかないといけませんね。
当初小説家になろうに投稿していた頃、かなり地味な展開が続くので物語を進めるのを急いだような記憶はあります。
おっしゃるように洞窟内の生態など描写していくのもいいと思います。
これの前に投稿している『森の奥から……』では、物語との進行と無関係な森の描写多めだったので。
ともあれ、ゲイルの物語を読んでいただけたことに感謝を。
少しでも心に残るお話になっていたら幸いです。
感想コメントありがとうございます。ほんとに嬉しいです。
第20話 穴蔵の覇権_2への応援コメント
「じゃあ、行こうか」
…シャベッタ…?!
作者からの返信
数年置いて見てみると確かに妙な……
ご指摘ありがとうございます。
アヴィのセリフとして読めるように訂正しました。
第一幕 115話 木霊する清声への応援コメント
腰を落ち着けて、しっかり読める長編を探していたので、ピッタリです。
壮大な話ながらも、行動原理は人間の感情によるものなので、リアリティがあり、感情移入できます。
パッピーエンドも示唆してもらっているので、第2章が楽しみです。
✴︎ゲルの話も好きです。
作者からの返信
nervele様
楽しんでいただけていたら幸いです。感想コメントとてもとても嬉しい。
物語は複数のキャラクターの感情がぶつかって生まれると思っているので、登場人物の気持ちを感じていただけているならよかったです。
長くなりますが最後までお付き合いいただければ書き手冥利に尽きます。
感想ありがとうございます。
第9話 アリとの生存競争_2への応援コメント
頭が良い単細胞生物(?)
第47話 遺されたもの_2への応援コメント
あれ、主人公だと思ってたゲイルが死んだぞ……?
第12話 拾い物_2への応援コメント
ママ〜ッ!!
第一幕 115話 木霊する清声への応援コメント
うーん...1章読了しましたが、ちょっと分からなくなってきました。
確かに苦難を乗り越える主人公というのは自分も好きですが、だから主人公の活躍シーンを無くしても良いという訳では無いと思います。
主人公達の強さがカタログスペックに達して無いことと、敵がポッと出の割に強すぎるのが原因ですが、敵味方の実力に説得力がなくなってます。例えば、主人公の設定を思い起こすと完全に魔王なんですが、描かれてる脅威度はなろう序盤に出る突然変異オークキング程度ですし、千年級の魔物が休暇中こんな辺境にふらっと来た英雄に負けてます。
人類を滅ぼすと誓った清廊族に惹かれていたので、メンタル不安と甘い見通しで結局魔物に苦戦するだけの一章はなんかブレてるなって感じました。
結局の所、おっここは活躍が見れるぞ!っていう期待が裏切られてるんだと思います。5章までいけばこの伏線が面白さになるそうですが、そのために今違和感があるのは違うと思います。
思ったより酷評気味になってしまいましたが、世界観とキャラがとても魅力的で、心に響くことが多くあったからこそ熱がこもってしまいました。長文で失礼しました。
作者からの返信
すみません。
突出した強さの主人公設定でこの物語を作ることは私にはできませんでした。
この展開は違うというご感想はわかりました。
主人公サイドは始まり時点で敗色濃厚の状況なので、一章でそれをひっくり返すほどの活躍をさせてしまうと、本当の意味でアヴィを救うエンディングまで描けないと思いました。
私の力不足ですが。
ビムベルクに関しては、この時点では大陸で二番目か三番目に強い人間なのでごめんなさい。
普段いるエトセンの町から東に来ていた事情もありますが、巡り合わせが悪いというところです。
呪術師の方は、ルゥナが『まさかこんな場所に世界最高峰の呪術師がいるわけもない』と言っていたと思います。
彼がこの時この場所にいたのは持っていた杖のせいです。
ただ、一章までの展開でさえ、清廊族にとっては今まで成し遂げられなかったことです。
二章の中盤手前でそうした事情の話も置いてはあります。
そして、一章をきっかけにして事態が動くように書いています。
もしよければ最後の真焉まで読んでいただければ幸いです。重く感じられるのであれば無理には申しません。
感想コメント、ありがとうございました。
第一幕 61話 戦いの頂_1への応援コメント
思った以上に主人公組弱いな...。
辺境の山奥でこんな苦戦するのか...一瞬でデバフもらうしもうちょい活躍してほしい。
第45話 母さんじゃないけれど_3への応援コメント
悲しみが深い
第33話 勇者一行 VS ゲル状生物_1への応援コメント
本文の
「
シフィークの判断が正しかったことを認める。イリアの好き嫌いで置いてきていたら死んでいたのは自分だったかもしれない。
(マルセナだったか)
」
ここまでは、語り手がラザムと読んでしまった。
作者からの返信
mofmof3684様
すみません、ここはイリアの視点ですね。
奴隷の目がなかったら、自分かマルセナが死んでいたかもしれないと。
第27話 魔物と少女_2への応援コメント
よくもまぁこんなに的確に、人間とそれ以外を描写できるモノだ。
よく考えられている。
カクヨムのランキングシステムは闇が深いと言われているが、なるほどなと納得させられた。
ランク上位の読んでいて鳥肌が立ってしまうようなゲテモノよりずっと読み応えがある。
第13話 他者に映る己_1への応援コメント
不定形のゲル (脱字?)
最後の文の含みを理解できてない。
物語に影響ないのであれば解説をお願いしたいでござる。
作者からの返信
mofmof3684様
感想コメントとても嬉しいです。
ここは、ゲル状の表面に映った少女の姿が歪みで大きく見えて、母親と見間違えたのかもしれないって意味でした。
コメント付きレビューも感謝です。
ありがとうございます。
第7話 初めての人間_2への応援コメント
ほとんどのゲームで消えることのない松明を消せるだと!?何足る力!?(震え声)
第6話 初めての人間_1への応援コメント
ゲィルのサイズが予想の30倍くらいデカくて困惑してる
第46話 遺されたもの_1への応援コメント
途中で光る花の説明に、千年月の明かりだけで育った花みたいなのがあったのはそういうことだったのか!
作者からの返信
kinokoooooooo様
感想コメントありがとうございます。
読んでもらえて嬉しいです。
神珠草に関しては、続編の終盤や真焉の方でも役割や存在意義を用意しています。
ゲル状初期はまだ成育しきっていない状態ですね。竹の花が数十年に一度咲く感じの隙間期間というか。
ゲイルの時間の認識はアヴィと出会うまでかなり曖昧でした。
続きもよければ最後までお付き合いいただけると喜びます。
久しぶりの応援コメント、とても嬉しい。ありがとうございます。
第13話 他者に映る己_1への応援コメント
>ゲイルにはわからなかったが、不定形のゲルに映り込む少女の姿は、場合により大きく見えていたのかもしれない。
なるほどー
作者からの返信
納得してもらえていたら安心します。コメント感謝です。ありがとう。
第12話 拾い物_2への応援コメント
ゲイルさんつおい
作者からの返信
黒猫虎様
ありがとうございます、コメントめっちゃ嬉しいです。
光る水草(神洙草)を避けて他の物を食べ続けていたせいで神洙草が増えてしまったという。
それで水から出て、なんとかかんとか生きているゲル状魔物のお話になっています。
魔物として生きてきて、この後から元々人間だった部分と合わせてストーリーが転がるようになっています。
続きも読んでもらえたら幸いです。
久しぶりの感想コメント、とても嬉しかった。感謝です。
第10話 アリとの生存競争_3への応援コメント
>自分の考えた例えにツッコミを入れつつ、ゲイルは順番にそのアリンコたちを食していくのだった。
アリンコ扱い無情すこ
第8話 アリとの生存競争_1への応援コメント
ゲイルと共にモンスターとして成長してる感すこ
第7話 初めての人間_2への応援コメント
ゲイルさんのモンスターぶりに震えました(褒め言葉)
第5話 地べたを這う_2への応援コメント
>(……この表現はイヤだな)
すこすこ
第4話 地べたを這う_1への応援コメント
大トカゲはドラゴンなのかもしれませんね・・
第3話 物心ついたらゲル状の生き物_3への応援コメント
>他の植物を食べ続けたせいで、環境を変化させてしまったらしい。
ここすこです
第二幕 032話 死地に謡うへの応援コメント
それはひどいじゃないか
腕輪がこんなに強い。
もっと作れば無敵じゃないか
主人公は人間に勝てないだろう。。
(#゚Д゚)
作者からの返信
強い相手に苦しみながら勝っていくのを楽しんでいただけたら幸いです。
近況の方にも応援いただき、ありがとうございます。
第一幕 115話 木霊する清声への応援コメント
第1章が終わった
物語がすばらしい
一気に全部見たくなる
good good good
悪いところ:
アヴィは描写が少ない
いつもルゥナを描いている
トワという人物にどんな役割があるのかわからない
三角関係で見る胃痛
敵は常に強くなっている
主役の方が弱い気がする
作者お疲れ様✺◟(∗❛ัᴗ❛ั∗)◞✺
作者からの返信
hosisorawa様
ありがとうございます。
そうですね。おっしゃることよくわかります。
アヴィの描写が少ない。
わざとそうしているということもあるのですが、最大の理由は『アヴィはヒロイン』です。主人公ではなくて。
傷ついて歪んでしまったヒロインであるアヴィを救う物語。
敵の方が強いのは仕方がないと思って下さい。
弱い敵に勝っていくお話ではつまらないと思うのです。
強大な相手に、不利な状況で苦労しながら勝っていく。何の痛手もなくということもないけれど、それでも進まなければいけない。
そういうストーリーなので。
私自身、困難や悲しみを乗り越えて辿り着く未来というお話が好きなので、書くものもそういう構成になってしまいます。
最後まで読んでよかった。
そう思ってもらえるように最後まで書き続けました。
hosisorawa様にご負担でなければ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
感想コメントありがとうございます。労りのお言葉もすごく嬉しいです。
第一幕 111話 やみ、晴れて_2への応援コメント
この数章は見ていて憂鬱だ。。(눈_눈)
作者からの返信
hosisorawa様
すみません。
主人公たちが恵まれた状況ではなくて苦しいことが続きます。
全てを解決できるのは最終の方になってしまい、この先もつらく悲しいことを乗り越えなければなりません。
よければ、第五幕の終わりまで順番に見ていただけれ安心できるのではないかと思います。
最後に納得できるストーリーになっていると自分では思っていますので、ご理解いただければ幸いです。
第一幕 63話 駆けた日々_1への応援コメント
どうしてまた自分の仲間が死んだのか。?(ノಥ益ಥ)
こんども敵は死ななかった。。。
勇者も逃がした
☄ฺ(◣д◢)☄ฺ
苦しい
QAQ
第一幕 27話 甘く繋ぐへの応援コメント
すみません。
この章のレビューのようなものです
ゲルだけが死んだ
ちょっと悲しい。。。
海外の読者です(ಥ_ಥ)
作者からの返信
海外の方でしたか。
読んでいただいてとても嬉しいです。ありがとうございます。
そうですね、とても悲しい場面で私も書きながら泣いていました。
最後にはきちんと納得できる終わり方をしていると思いますので、長い物語ですがお付き合いいただけたら幸いです。
感想コメントはすごく嬉しいです。心より感謝を申し上げます。
第一幕 28話 牧場襲撃への応援コメント
母だけが死んだ?。。艹
作者からの返信
hosisorawa様
ありがとうございます。
ええと、28話時点でのhosisorawa様の疑問部分がわかりませんでしたが、トワを産んだ母なら生きていますよ。別の場所にいます。
私の解釈違いだったらすみません。読み返してみたのですが該当箇所がわからなくて。
第48話 終幕の始まりへの応援コメント
艹。。。母は死んだ。。。彼が主人公かと思った
第29話 少女と魔物への応援コメント
とても感動した(ಥ_ಥ)
第28話 魔物と少女_3への応援コメント
百合じゃないけど
やはりすばらしい
第一幕 64話 駆けた日々_2への応援コメント
なんか、人間やほかの種族に関わらず弱肉強食……というか生きるか死ぬかだなぁ……
作者からの返信
ありがとうございます。
仰る通り、味方ではない危険な相手を見て警戒心を持って攻撃的な対処をしてしまうのは仕方がないのかと。
気を抜けば死ぬのは自分たちかもしれないので。
お互いに武器を捨ててましょうとはならないですね。
第一幕 46話 母の影_2への応援コメント
わ、わらわら寄ってくる……。詰んだんじゃ……(困惑)
作者からの返信
敵対勢力の支配下なので。人間たちもまだ縄張り争いが安定していない情勢で混沌としていたりします。
魔物も別に味方ではありませんから、なかなか厳しい状況。
第48話 終幕の始まりへの応援コメント
一気に読ませていただきました。
とても面白かったです!!!
作者からの返信
Hollow様
ありがとうございます。気に入っていただけたなら嬉しいです。
続編は大変長く、また人を選ぶ内容になっていますが、第五幕の終わりでもう一度ゲイルの物語を結び直しています。
他の伏線なども最終で回収していますが。
もしよければお付き合いいただければ幸いです。
感想コメントをいただけると書いてよかったと思えます。心より感謝を。
編集済
真焉_余話 かつての敵はへの応援コメント
しっかりと作り込まれた世界設定に、ちょっとした描写が後に生きる構成、息つく暇もない程に緊迫感のある戦闘に、時折挟まれるコミカルなシーン、そして敵味方問わず確かな生を感じさせる登場人物たち。
それらが織りなす重厚な物語に没頭してしまいました。
今もまだ余韻が冷めておらず、本編後、及び真焉後の彼女らの暮らしに想いを馳せております。
特に真焉は考察が捗る内容になっており、読後も楽しめられるのは素晴らしいの一言です。
真焉の内容から、時間がループしていたり、或いは時間の進みはそのままに何度も灰の世界が訪れては無色のエネルギーでまた同じ命が生まれるのを繰り返し、その際のルゥナ様とアヴィ様の願いの中で人間にとって都合の良いものを女神、それ以外を魔神として伝えていたのではないか、女神と魔神はどちらも姉神であったと伝わっているのも「すべての命はニアミカルムに帰る」と伝わっているのもそういう意味なのではないか、他にも本編最後に登場したトワの子孫がルゥナ様との子の系譜なのか、或いはスーリリャの子の子孫なのか等、トワがルゥナ様以外と子を作るとは思えませんが色々と想像が膨らみます。
そこにさらに綿密に作り込まれた魔法の存在や、おそらくはレジッサの命石であろう、青い石だけが使われなかったのも、真焉後に目覚めたルゥナ様とアヴィ様に記憶があるのも、ゲイル、アヴィ様、ダァバの存在が面白い立ち位置に在るのもまた、考察の楽しさをより良いものにしてくれます。
抑えきれずに漏れてしまった応援コメントにまさかの蔵出し、ありがとうございます!
最後の一文、ルゥナ様自身の意思で示した愛を、心こそを求めていたのに、呪術を介した愛情では例えそれが本当に心からのものであったとしても、永遠にそれを受け入れられなくなってしまう不信を抱いてしまっているように感じてしまい、切なくやるせない気持ちになってしまいました。
その不信がトワ自身に対してのものか、実は呪術が効いてないかもしれないルゥナ様に対してのものなのかはどちらもあり得そうで分かりませんが。
或いは真焉に繋がる別の何かに気づいているのか。
まさかたった一文でここまで心を乱されるとは思いませんでした。やりおるわ
そういえば、このシーンに至るまでルゥナ様に直接女神の遺物の効果が及ぶことがなかったような気がします。ラーナタレアはルゥナ様自身が使用していましたが、他の遺物もププラルーガの様にルゥナ様に対して使うと崩壊するのでしょうか?
何となくルゥナ様の意志に従っている可能性もあるのではないかと思いますが。
そう考えると本当にププラルーガが効いた場合、真白き清廊でルゥナ様以外の誰かがアヴィ様と共に眠り、無色のエネルギーでやり直したという前提になる様に思います。
可能性があるとしたらメメトハ様でしょうか。
女神と魔神の伝説だけに当てはめるとしたら女神マルセナ、魔神イリアや女神スーリリャ、魔神がまさかのツァリセなんてこともあったんじゃないかなんて、考察が暴走して最早唯の妄想になってしまいますね。
長々と書き、何度も更新してしまいましたが、百合作品を色々と探していた中で望外の大作に出会わせてくれた作者様に最大限の感謝を。
作中一番好きだったのがトワだった為、最後に幸せそうな姿が見られて本当に良かったです。
隴を得て蜀を望むとは言いますが、真焉で少しだけ語られた、ルゥナ様がトワに首ったけだった話や、ロッザロンドでのクロエの奮闘も気になりますね。
決して優しいとは言えないけれども、いつまでもこの世界に浸っていたくなる素晴らしい作品でした。
ありがとうございました!
作者からの返信
Maciro様
改めまして、最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。
熱の入った感想をもらえると、楽しんでいただけたのだと伝わってきてとても嬉しいです。
別の選択肢やほんの少しのブレであったかもしれないルート、それらは全て可能性として存在していて、全てが塵になった後に再開しているのかもしれません。
アヴィたちの敗北エンドもあって、悲しみが沈んだ底でまた繰り返しているのかも。つらくてとても書けませんが。
女神の遺物と伝わるものについては塵に消え切らなかったものになりますので、必ずしも真焉の登場キャラに限りません。
その中で、陰る瞳孔ププラルーガはルゥナの瞳。術の及ぶ範囲はルゥナの目が届くまで。
女神の軸椎オエス・アクシスはアヴィの喉仏(火葬時に喉仏と説明される個所)で、彼女の嘆きを永遠に世界に伝えるもの。
呪術師は自らの血で他者に呪いを施すことはできない。女神もまた同じ。
薬の材料として心臓を使う焚き鼓は異なりますが。
そういうルールで作用しています。
ルゥナは自分の瞳の色が好きでなくて、陰る瞳孔を最初に目にした時にも嫌な印象を受けて竦んでしまっていましたね。本来ならあれによる呪術の影響は受けないはずでしたが、当時はまだ力が弱かったのと精神的な怯みが自身を呪ったというか。氷乙女に相応しい力を得て、過去(未来)の自分と立ち向かえた感じです。
本編中にヒントがないので、ラーナタレアはアヴィの両鎖骨です。
仰る通り、濁塑滔の性質を強く帯びるのがルゥナでなければならないこともないので、場合によって別の誰かだったかもしれません。遺物の中にはそれらからこぼれたものが含まれるのかと。
ツァリセは考えていませんでしたが。なるほど、人間だからダメという理由もなかった。考えが足りない。考察、ありがとうございます。
トワENDについて、喜んでいただけたのならよかった。
呪いがかかったはず。だけど本当に術の効果で従っているの?
もしかして呪いがかかったフリをしているんじゃ……そうなら、嬉しい。
という彼女の胸中でした。
色々とこじらせていますね、どこまでも。そこがいいのだと思います。
百合メインとは言えませんが、GLは好きなので今後の別作にもちょこちょこ入れていくとは思います。
直接明記しなくてもそうなのかな、という程度に。
アンと従者のように添い遂げられない形かもしれませんが、そういう百合も切なくて好きです。WEBでウケるかというと厳しいですけど。
また別の物語でもお付き合いをいただければ幸いです。
長編の拙作を最後まで読んで下さり、熱く温かい感想をいただきまして心より感謝を申し上げます。
Maciro様 ありがとうございました。
第六幕 100話 果ての微睡(完)への応援コメント
すっごく面白かったし、読んでいてすごく満たされました!
ただ一つ、ルゥナはアヴィが一番ってのは分かっていましたが、アヴィの方はどうだったのでしょうか。自ら口づけしたのさえだいぶ前だったような印象が...
作者からの返信
Moooonlight様
ありがとうございます。
楽しんでいただけたなら書いた甲斐があります。
微睡エンドのアヴィの胸中としては、ルゥナのことはとても好きなのですが罪悪感や引け目を残してしまっているという状態です。
セサーカが言った通り、最初に一緒にいただけ。たまたまそこにいたルゥナを利用して、自分の都合のいい女にしてしまったというような。
本当はトワの方が好きなんでしょ、という拗ねた気持ちもあるかもしれません。
真焉の方は少し異なるエンディングになっています。まだ読んでいただいていなくても問題ないようネタバレは避けます。
真焉の場合だと、書いてはいませんがルゥナと大喧嘩をした後に本当に理解し合うという経緯でわだかまりは残していません。でもアヴィは割と恋が多いというか、
――私、私のことが好きな相手が好き。
どこかのチェンソー少年と同じような部分があります。
清廊族が全体的に特定の伴侶に縛られない風俗というのもあるかと。
真焉ルート、機会があればちゃんと書きたいですね。
ロッザロンド大陸が主な舞台で、若い女飛竜騎士(モッドザクス従妹)とルラバダールの若者に主眼を置いた形で。
皆様の応援は本当に執筆の意欲を助けてくれます。
感想コメント、心より感謝を。
この続き、または別の物語でもMoooonlight様にお付き合いいただければ幸いです。
第二幕 012話 月明かりに差す影_2への応援コメント
トワが愛おしい…
作者からの返信
Maciro様
ありがとうございます。【追記あり】
トワは本当にこの物語に別のスパイスを与えてくれる善い子です。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
Maciro様はトワを気に入って下さっていたようなので、最後まで読んだからわかる別ルートについて。
トワが杖を手にして、望みのままにことが進んだ場合。
最後の一文はこうなる予定でした。
『あなたは本当にトワの術にかかっているのでしょうか。ね、ルゥナ様?』
トワENDです。
他に書く機会がないと思うのでこちらで紹介させていただきますね。
本当に最後までお付き合いをいただけたことを深く感謝申し上げます。
第三幕 043話 神洙の娘への応援コメント
非常に面白いです。
用務員さんは勇者じゃありませんので
以来のヒットです。
シリアス復讐系は感情移入度が高いです。
今後の展開も予想ができず驚かせてくれることを期待しています。
直近では混戦シーンの描き方が秀逸でした。
これからも楽しみにしています。
作者からの返信
yasususuke様
感想コメントありがとうございます。
名高いタイトルと並べてのご評価、嬉しいのと恐縮なのと。でも本当に嬉しいです。
まだ読んだことがなかったので落ち着いたら読んでみます。
レーダーや通信機器などがない世界観なので、お互いに敵側(味方側も)の状況がわからず混戦になってしまう。あるいは同士討ちもあるかな、とか。
描き切れていない部分も多いのではないかと思いますが、楽しんで読んでいただければ何よりです。
それぞれの事情については最後の方で明らかにしています。最後までお付き合いいただければ幸いです。
読んでいただいた感想はとてもありがたい。yasususuke様(名前打ち間違えてないか何度も確認)に感謝を。
追記です。
お忙しい中かと存じますが、身勝手なお願いを申し上げます。
最終盤で止まってしまったようだったので不安になって。
最終七話を読んでいただけたらとても嬉しいです。この物語の集大成を詰め込んだつもりだったので。
わがままなお願いをして申し訳なく思いますが、よければどうか。
本当にお忙しい中にすみません。
さらに追記です。
最後まで読んでいただき、心より感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
第六幕 100話 果ての微睡(完)への応援コメント
凄く面白かったです。世界観がハッキリしていることも良かったですし、それぞれの陣営のキャラクターに魅力的な人物が多かったです。特にビムベルクやその副官が好きでした。そういったキャラがご都合主義で生き残ることなく、それぞれの終わりをしっかり迎えたことも良かったです。
個人的にはマルセナが最後に落ちた先が、ゲイルの生まれ落ちた池で、そこに生えていた光る草でイリアが蘇るかと思ってましたが全然そんなことなかったですね。
ドロドロした百合関係も他であまりみないもので新鮮で楽しめました。かなりの長編であるにも関わらず、序盤〜中盤の伏線が綺麗に回収されていたことも素晴らしいと思いました。
あえて難点をあげるなら、タイトルにあまり惹かれるものがなかったことと、あまりに長大な作品であるため、私のような暇人以外だととっつきにくいかもしれませんね。
素晴らしい作品を読ませて頂きありがとうごいました!
個人的には作者様の、学園ものとかでドロドロした百合でありつつ誰も不幸にはならない作品が読んでみたいです(強欲)
作者からの返信
jujunoa様
最後まで読んでいただけて本当に嬉しいです。
かなりの長編で仰る通りなかなかとっつきにくいと思います。主人公側に不利な状況が続くことをストレスに感じられる方もいるかと。
目を引くキャッチコピー的なタイトルが思いつかず、こうなってしまいました。反省点です。
世界観的な設定とすれば作中で語り切れないものもありますが、そこで生きているキャラクターの言動が伝えてくれているのだと思います。
清廊族側の戦勝エンディングなので一部死ぬべきだったキャラを生き永らえさせてしまったかなと思う部分もあります。でもルゥナがどこかで言ったように、もうこれ以上は耐えられない(私と読者が)と思って。
ビムベルク達は清廊族とは別の視点で物語を伝えてくれる役割でした。
彼らの生き方、死に方に納得いただけたのならよかった。
ご都合主義的な話も書くのですが、誰も不幸にならないというのが難しい。どこかで誰かが不幸になってしまう。今後、頑張ってみます。
12月に少し外伝を足すつもりです。またよければ読んでやってください。
気に入っていただけたのならよかったです。
嬉しい感想コメント、ありがとうございます。
学園百合ですね。一話だけ書いたんですがどう考えても全年齢対象にならないのでお蔵入りになっていました。また考えてみます。
第六幕 052話 気まぐれな女と一途な男_2への応援コメント
まさかのガヌーザさん百合男子。でもあなたマルセナとアレコレしてませんでしたか?百合に挟まりたい系の百合好きとは業が深いですね。
作者からの返信
jujunoa様
その頃は諦めていた時期ですね。
百合の花だけが咲く世界なんてあるわけがない、と。
マルセナを知ったことで再び夢を叶えようと思ったんです。物語の中で一番純粋な登場人物かもしれません。
心折れて病んで自堕落な人生を送っていた彼が希望に向かって戦う。なんだか主人公的なポジションですね。
コメントありがとうございます。
久しぶりに読者様の声を聞けてとても嬉しいです。
第一幕 12話 初陣、ナザロの戦い_5への応援コメント
毎回都合よく圧勝しないのがいいですね
作者からの返信
ありがとうございます。
苦戦をストレスに感じられる方もいらっしゃるようなのですが、私は苦戦の先での勝利が好きなのでそういう展開が多いです。
相手の情報を把握していれば適切な戦い方ができると思いますが、この世界観でレーダーとか遠距離通信手段はないので手探りで戦うケースばかりですね。
第五幕 02話 寄る辺なき蝶への応援コメント
細かいことなのですが、タイトルが
「第四幕 02話 寄る辺なき蝶」と
なっていますが第五幕 ではないかと。
作者からの返信
本当です。全く気付いていませんでした。
ありがとうございます。
第六幕 093話 本当の裏切りへの応援コメント
一時はどうなるものかと思いましたが大円団に落ち着いて良かった
作者からの返信
そうですね。
あるべきところに落ち着く為にもいくつかの仲間の暴走も必要だったのかもしれません。
戦禍の大地に咲く百華はアヴィを救う物語だと最初に書いたことが嘘になっていなければ安心です。
応援ありがとうございます。
第二幕 006話 コクスウェルの密偵_2への応援コメント
えーと。 モチベーション低下につき近況に書かれているので、燃料になればと思って、感じたことを書きますね。
この、マルセナ・イリアパートが正直読むのに苦痛なんです。心情にぜんぜん共感できないから。何でみんな魅了されちゃうの?
この先の展開でそれが明らかにされるのか、それとも今までの内容のみで説明されたことになってるのかはわかりませんが、その前提がない中でいちゃこら見せられたり、次々魅了される新キャラが出てきても、理解できないが積み重なるだけで、心情を読まされるのも辛くなります。実際読み止めてました。
いっそ心情モノローグは全カットして、後日視点変更の外伝みたいな感じで別にまとめてくれ、とも思います。だって理解できないんですから。理解できる材料が出てから振り返る形にしてほしいです。
マルセナパート以外は全然引っかかりなく読めていけるんですけど。また、これだけが読者が増えない理由とは思いませんが。
ご参考になれば幸いです。
作者からの返信
ありがとうございます。
筆者の視点からだと気づかないご指摘でした。
なぜ魅了されてしまうのかという疑問については魅了スキルのような能力があるわけではないので説明出来ませんが。
イリアに関しては、洞窟で二度命を助けられてという理由を以前に書きましたが、弱いと感じられるのですよね。
マルセナの事情については最終盤で明らかになります。そこで唐突にならないよう間に挟む形になってしまっているのと、彼女らの行動が物語に与える影響もあるものですから。
読むのが苦痛と感じられるとは想像していませんでした。他は問題ないということですが申し訳ありません。
読者が増えない理由になっているのなら、それは彼女らのパートの問題ではなく無理なく表現出来ていない私の力不足です。
ご意見、ありがとうございます。
第六幕 061話 厄災_1への応援コメント
従者であるティシャがアンを諌めようと体を張って…って言うのは間違ってないけど、それってちょっと傲慢だよね。主人のためにってのは理解出来るとしても、残りの生(終わり方)を決めるのって本人だけなのに。ともあれティシャがこの先何を成すのか気になります。
作者からの返信
誰しも、自分の視野より広く物事を見るのは難しいんだと思います。
ティシャなりに、自分が最善だと思うことをしているだけで。残念ながらティシャは特別に優れた人物ではなくて、アンもティシャから反対されたことで頑なになってしまった。
大好きな人にただ生きてほしい、生きてさえいればいいじゃないかと思うティシャの気持ちは、ティシャの押し付けではありますが嘘ではないんです。
随分前にアヴィが長老と話した際に『子供たちに泥を啜るような生き方をさせたいわけではない』という主旨のことを書きました。それと逆になってしまいますが、生きていればそれでいいじゃないかとティシャは考えているわけですね。
国家に疎まれ、最大の武闘集団であるエトセン騎士団に狙われる。生家からも邪魔者として抹殺指示が出されてしまう状況で、アンの描く未来なんて有り得ないと現実を見ているとも言えます。
この二人はここまでにすれ違いがあって、アンの方も『どうしてティシャが私をわかってくれないのか』と感情的に、意固地になってしまったんだと思います。
『私たちの子』なのに。
ティシャから見れば、自分はアンの特別だったのにその場所を見知らぬ子が奪ったという嫉妬もあったんだと。
アンには常識が邪魔している部分があって、素直な気持ちをティシャに言えなかった。相手にはもう家庭もあるのだから。
物語の展開の為に事細かに書いていませんが、せっかくだったのでこんな感じです。
どちらも言葉が足りなかったのだろうなと。
お互いが本当の想いを伝え合っていたら、仰々しく奴隷解放とか言い出すこともなくただ山奥で彼女らだけで静かに暮らす道もあったのかも。
第45話 母さんじゃないけれど_3への応援コメント
涙が溢れて止まらないので、次の話に行く前に感想を書いて落ち着こうと思います。
人外転生がもともと大好きです。人ではないからこそ、気づくもの、失うもの、得られるものが鮮烈に感じられるからです。
魔物の生態や戦いをより厳しく、残酷な世界を見せつけるように書いているすごい作品です。その中で、人の精神を歪ませながらも残していられたのは、アヴィの存在、他者への感情だということ。
好み過ぎてたまりません。次からの話も噛み締めながら読みます。素敵な作品をありがとうございます
作者からの返信
ありがとうございます。
読んでいただいた感想は何より嬉しいです。
魔物に転生して、不便なりにその生態に馴染んでいく主人公。だけど元は人間だった意義を、アヴィとの関係で物語として書いてみました。
爽快な冒険譚ではありませんが、気に入っていただけたなら何よりです。
続編は長くなってしまいますが、もう一度きちんとゲイルとアヴィの物語に答えを用意してあります。
最後までお付き合いいただければ幸いです。
私も書きながら涙が止まらなかった場面です。その後、ヒトカラに行って魔法って言っていいかなを歌いながら泣いていました。
ゲイルの物語で泣いていただいて、ありがとうございました。
第一幕 115話 木霊する清声への応援コメント
ゲル状主体だった話ともう全然違うから、分けたらいいんじゃないかなー
作者からの返信
ありがとうございます。
悩んだのですが、ゲル状を読んでからでないと話が繋がらないので。
元々、ゲル状生物で終わったところから、アヴィがあまりに可哀想で続きを書き始めたものですから、とりあえずこのままです。
タイトルでは『ゲル状生物 完結』『戦禍の大地に咲く百華』と分けていますがわかりにくいですね。すみません。
第六幕 021話 禊萩の誓い_2への応援コメント
まさかアルビスタ大公と、その部下たちの健闘が見られるとは。
戦闘シーンが以前より詳しく描写されていて、大公はちゃんと有能だったというのが伝わってきました。
それに化け物の、うじゃうじゃとした人の手足があることを生かした戦い方はいやらしくて良いですね。
地面から生えてくるなんて気味が悪いし、夜だからホラー感が増し増しです……。
助けた清廊族たちに対するメメトハの言動だったり、北からやってきた長老やリィラたちの心情など、よりいろんな機微が分かるような描写が増えていて嬉しいです。
幼い頃からともにいたリィラが、少し見ない間にずいぶんと成長しているメメトハに対してすこし寂しく思ってしまう気持ち……。なんとも良いですね。
人間が自分たちと似た姿形だから躊躇しそうだけど、長老たちは毅然とした態度でいたという描写、好きです。
考えてみれば、虐げられた者たちと違ってはじめて人間を見る者たちの中には戸惑う者もいますよね。
つい人間憎しで読んでいて、そういう者たちがいるかもしれないということが頭から抜けていました。
あとカチナがカルレドにイラッときている様子がより顕著になっていてちょっと笑ってしまいました。
オルガーラは鍛えられた過去もあってか、カチナに対して苦手意識がある感じですね。こんな状況でなければ小言の一つや二つもらっていたのでは、なんて想像してしまいます。
【誤字】
伸ばしていた手足に気を取られていたが、本体が迫っていた。目の雨に。
『目の雨』→『目の前』
作者からの返信
ありがとうございます。
また誤字でした。いつもすみません。
アルビスタ大公と禊萩の方々は、条件が良ければ化け物に勝てるだけの力があったと表したかったんです。
実は倒してもそこで終わりじゃないですけど。
異国の地で夜中に見たこともない化け物に襲われる動揺と、夜中だったから視野も悪かったこと。悪条件が重なりました。強行軍の疲れもあったかな。
リィラの心情など加筆修正しながらやっています。
急ぎ足にならないよう、でもダラダラ長引かせないように気をつけてみます。
第六幕 019話 逃亡者の安息への応援コメント
やや利己的なところのあるイオエルのことが語られていて良かったです。自ら望んで仕えていたわけではないのですね。
ミルガーハにおいてユゼフだけは良心的な存在なんだなあと、今回の話で改めて思いました。
仕えている側として、当主たちを恐ろしい存在と認識している様子。実際に会えていたら本当に殺されていた気がします。
イオエルはユゼフに申し訳ないと思っていたのに、当の化け物に殺されてしまうのがなんとも皮肉というか……。
最後は恐怖がいきすぎて現実逃避しているようなセリフだなと感じました。
【誤字】
>結婚もしたが子には恵まれず、妻は出て行った先で別の過程を築いたとか。特別責める気もない。自分は父に似たのだろうと何となく思った。
『過程』→『家庭』
作者からの返信
誤字でした。ありがとうございます。
イオエルは小市民ですが悪人というわけではなく、わりと普通の感性の人間というだけでした。
生まれ育ちの事情も一緒に紹介。彼の父がヘズでお嬢様の傍仕えをしていたのは約七十年前くらいになるはずです。
ユゼフは十才にならない無垢な少年です。この時点では。生きていた場合、この先どんな風に成長したのかはわかりませんが……ですね。
ニキアス達の事情を知らないイオエルとすれば、どんな言い訳をしてもクビを切られるんじゃないかと悩んで当然。
残してきた姉妹のことも気にしないわけでもなく、それと彼女らを心配しているだろうユゼフに連絡しないのも申し訳ないかな、と。
親どもは別にいいけど。そんな心境でした。
イオエルがユゼフの名前を呼んだ後に遠くに影が見える。
そんな場面でした。
最後は心が壊れちゃって、なんだユゼフ様だったのかって愛想笑いして死んだように思います。
第一幕 06話 特別な彼女_2への応援コメント
アメリカの先住民とかもですが、元々人が居るのに手付かずの大地とかふざけんなって感じですよね。
作者からの返信
人だけではなくて、そこに生きている他の生き物に敬意や尊重なく自分の欲のまま収奪するのは理性的でないと思います。
現代の考え方、倫理観に照らし合わせてのことですが。
欲しいものを力で奪う時代に生まれなくてよかったです。
第43話 母さんじゃないけれど_1への応援コメント
人間の自分がいうのもなんですが、女神からして醜悪極まるという。
作者からの返信
読んで下さってありがとうございます。
女神がなんでそんなこと言い出したのかは続編の終章で書きますね。
随分先になってしまうので、ふぁ様を飽きさせずに読んでもらえる引力がこの物語にあるといいのですが。
感想コメントに感謝です。
編集済
第29話 少女と魔物への応援コメント
蟻共を倒した後のゲイルやアヴィの視点による彼らの日常がちょっとコミカルに流れていく様を見てて、ちょい穏やかな泣きそうな心地になったのにもう終わりが近付いてきているっちゅーのか…!? 続編の方も楽しみだけど、ゲイル達が死なない流れで続いてるのだといいけどなぁ……何て思ってもみたりな現状ですorz
とりあえず天然物だとか養殖だとか考えてる屑勇者はそのイケメン面を無惨に溶かされつつ○すべし。と願うばかりですねぇ
ゲイルがゲル状生物として生まれた理由?
……病に効くとかって触れ込みの『神沫草』ってのの繁殖地域を増やす為、ってとりあえず予想していますw
作者からの返信
感想ありがとうございます。
どこまで読んでいただいているかわからないので、ネタバレになってしまう回答は避けますが。
元々はゲル状だけで終わるように書いたお話でした。
続編には思った以上に熱が入ってしまったので、ぜひ読んでいただければと思います。
きっと良かったと思っていただける場面に辿り着きますので。
勇者君のその後も書いていますが、彼にも無自覚な部分がありまして、ということだけお伝えしておきますね。
第47話 遺されたもの_2への応援コメント
二話前から、お、お母さん退場?ホントに???
ってなってました…
アヴィの先行きが幸せになりますように
祈りながら続き読んできます!
作者からの返信
ありがとうございます。
心配をかけてしまってすみません。それと悲しい気持ちにさせてしまったのではないかと。
随分先になってしまいますが、投稿済みの五幕最終話まで読んでいただければ、良かったと思っていただけるのではないかと。
最後まで読んで良かったと感じてもらえる物語だと自負しております。
gerdner様の心に残る小説になれば幸いです。
中書き 読者様へへの応援コメント
ここまで、拝読させて頂きました。
全体的に面白かったです。
主人公がゲル状の生物で過ごす心理描写は、人間臭くもなく良い塩梅だったと思います。
ここから、主人公が変わりますが、チャレンジ的な手法ですね。
作者からの返信
ありがとうございます。
挑戦的なんでしょうか?
魔王みたいな人類の天敵が生まれた経緯的に書いて、最初はここで終わりだったんです。
でもそれではあまりにアヴィが可哀想で続きを書きました。
大変長くなってしまいますが、5幕の終わりまで読んでもらえたら納得いただけるんじゃないかと、これは挑戦的な返信でした。自信過剰かもしれません。
そこまで飽きずに楽しんでもらえたらいいのですが、自分の文章力、構成力では不安です。
応援コメントありがとうございます。面白かったと言っていただけると本当に安心します。
第五幕 59話 言葉が溢れ、想いは奔流のように_2への応援コメント
面白いんですけど、序盤の主人公があっさりいなくなるのが受け入れにくいと思うので最初から主人公はアヴィにした方がいいと思います。
作者からの返信
そうですね、なるほど。そう感じる方もいますよね。
この物語を変えることは出来ませんが、率直なご意見ありがとうございます。参考にさせていただきます。
面白いと思っていただけていたら良かったです。
第五幕 59話 言葉が溢れ、想いは奔流のように_2への応援コメント
友達や同僚に薦めます!推したい世界がこの小説にありますから!
この小説読んでると、小説を使って世界を覗いてる感じになるんです、良いっすよね~没入できるのって。そして百合ダークファンタジーの世界に入り込める・・・最高です
作者からの返信
すごいベタ褒めいただいた。ありがとうございます。
自分が好きな世界観で好きな物語を書いているだけですが、刺さってくれる読者様がいるのは嬉しいです。
第五幕 51話 空を越え響く声への応援コメント
ネネランっ!!素晴らしい見せ場で泣き笑いした〜・・・あぁネネランすき
作者からの返信
多少、無茶というか無謀なことでも、ネネランなら出来るような気がしています。
エシュメノへの愛があればネネランに不可能はありません。
第四幕 100話 敗地に降る氷雨_2への応援コメント
とてもおもしろい物語です!上手く言えませんが、大洲さんの悩みや迷いが物語にリアリティを与えているようにも思います。物語が生きてる感じがします、いつも楽しみにしてます〜
作者からの返信
ありがとうございます。
リアリティを感じられるファンタジー創作は自分の目指すところです。
物語が生きていると言っていただけて本当に光栄です。上手く言えないどころか、一番喜ぶポイントを言っていただいています。
第四幕 100話 敗地に降る氷雨_2への応援コメント
わたしにはとても面白いです。
好きな時に好きなように書いてください。
作者からの返信
ありがとうございます。
不安で迷ってばかりなので、そう言っていただけると安心します。
第四幕 027話 間違い_1への応援コメント
ラッケルタ=非常食(笑)
電車の中で吹きました
作者からの返信
仲間だから食べない、傷つけないって決めた私のラッケルタによくも…というお怒りでした。
あなたのじゃないですよ、というネネランのツッコミは、助けに来てくれて安心したからですね。
第四幕 026話 濡れた大地を掻き分けて_2への応援コメント
ああああネネラン!!ラッケルタ!やっとネネラン登場とおもったらピンチに・・・絶体絶命の演出と戦闘の描写がすごすぎて何度も手に汗にぎります。
戦闘が特に武器の持ち方まで描写されててリアリティ感じます。出オチ感があった破夜蛙の袋がまさかピンチを救うとは・・・
作者からの返信
ありがとうございます。
基本的に不利な戦況なので、厳しい局面が続いてしまいます。
破夜蛙の空気袋は便利な道具なので今後も使われます。万能ではありませんが。
GW初日には今回の戦闘は終わると思います。続けて楽しんでもらえたら嬉しいです。
第四幕 022話 背負う責務_2への応援コメント
ルゥナの葛藤がよく伝わってきます!晴れることのなさそうな葛藤にひきこまれます・・・
前話イバ隊の「はいトワ姉様!」が良い感じでコミカルですきです
作者からの返信
ルゥナは、良くも悪くも普通の若い娘として、思い悩んだり拗ねたり浮ついたりすることがあります。
戦禍の中で非情な部分はありますが、だからといって特殊な存在ではないつもりでした。
他の登場キャラクターも生い立ちに応じて、それなりの性格と、それなりの歪みを抱えていると思いながら書いています。
トワは特に、呪いなしで人間に飼われていたので、相手の心に付け入るのが得意だったりしますね。
トワ大好き少女隊はちょうど嵌まってしまった感じで。
味方同士でも少しずつのズレがある。そんな関係は、私が意識したというか、書いていたら自然とそうなった感じがしています。
第四幕 015話 両刃の恋慕_1への応援コメント
百物語的なお江戸ホラー感がゾクゾクします。
ティアッテの絶対砦守ってくれるという抜群の安心感と、日本妖怪っぽい怖さを感じてたまらなくホラーで良かったです!
隣の部屋から聞こえるティアッテの声・・・ホラーと百合のステキな表現でした
作者からの返信
感想ありがとうございます!
ティアッテに襲われる兵士はかわいそうな状況でした。
私は蛇が苦手で、こんな風に追われたら怖くて膝がガタガタになるだろうと思いながら書いていました。
敵にはもちろん、ミアデにとっても少し綱渡りな回です。間違えていたら、大斧を持ったティアッテはどうしたのか。
全てが思い通りには進まない中で、とりあえず百合で解決です。
今後もお付き合いいただけたら嬉しいです。
第47話 遺されたもの_2への応援コメント
。゚(゚´Д`゚)゚。主人公がぁ
むくわれると良いなぁ(´・ω・`)ショボーン
作者からの返信
仰る通りです。
一応、この段階でも救われた気持ちではあるのですが。
ずいぶん先になりますが、きっと報われる場面を用意できると思います。
第39話 人の魔手_3への応援コメント
あっ 返信どうも(´,,・ω・,,`)
ストーリーも登場人物も嫌いではないです人間は屑しか出てませんけどw
ザマァ展開を期待♪₍₍◝(* '꒳ '* )◟⁾⁾♪
作者からの返信
ありがとうございます。
すみません、仕返しを主軸に書いていなくて、ご期待とは違うかもしれません。
続章の方では色々な人間も出ます。敵役になってしまいますが。
第34話 勇者一行 VS ゲル状生物_2への応援コメント
うん 屑勇者_(:3」∠)_
さーゲル君食べちゃって(๑•̀ㅂ•́)و✧
作者からの返信
冒険者界隈ではちやほやされて生きてきたので、身勝手な性格になっちゃってますね。
こういう人は現実にもいるんじゃないかと思って書いていました。
それに見合うだけの実力もあるので、ゲイルがどんな手なら勝てるだろうかと考えてみましたが、どうでしょう。
感想コメントはとても嬉しいです。ありがとうございます。
編集済
第三幕 103話 雲隠れにし‗2への応援コメント
ルゥナを通して、同じ道を歩いているけれども思いの違い、色んな恋人(?)関係が表現されていて、物語の奥行きが心地よいです!登場人物沢山なのにすごい。二ーレとトワの存在が良い感じで不安感を刺激してくるので先が読みたくてきもちがはやります。
ネネラン推しです!ネネランお手製の今の装備がメイド服の面影があって欲しい・・・ネネランがラッケルタにかっこよく乗ってるのか前の奴みたいにしがみついてるのか気になります。
続き、楽しみにしています!ありがとうございます!
作者からの返信
ありがとうございます。
ネネランは控え目な性格だけど要所で活躍してくれる大事なキャラクターです。
三幕以降では足腰強くなったので、両腿で体を固定して槍を振る感じでしょうか。
給仕服のイメージはそのままです。前髪で目が隠れる系メイドキャラを思い描いてます。
キャラ多くて混乱させてしまっていないか不安ですが、楽しんでもらえていたらよかったです。
感想ありがとうございます。
第四幕 006話 攻め手、守り手_2への応援コメント
あまり感想は書かないのですが、感想を求めておられるようなので。
月並みですが、この物語を好きです。
第一部とそれ以降で異なる読み物として楽しめました。
怪物転生はあまり読まないのですが、珍しく惹かれて楽しめました。
戦記物の百合が始まった時は、少し面食らいましたが、好物なので言うことはありません。
続きを楽しみにしています。
作者からの返信
ありがとうございます。
読者様がどう感じているのかわからないので、こうしてコメントをいただけると安心します。
楽しんでいただけているなら嬉しいです。
ゲル状が終わった後に、このままじゃかわいそうだと思って続きを書き始めました。
設定も何もないまま慌てて始めたので、あちこち矛盾があるかもしれません。
楽しみにしていただいていると聞いて安心したので、投稿を続けられそうです。本当にありがとうございます。
第一幕 56話 再会する冒険者達_3への応援コメント
>時間が短い、というのはちょっとしたブラフだった。
「ブラフ」は「強そうに見せる」「はったり」といった意味ですから
この場合「フェイク」とかの方が適切かも。
作者からの返信
おお、本当ですね。
言葉選びがその方が適切だと感じたので変更します。
ありがとうございます。感謝
第47話 遺されたもの_2への応援コメント
すれ違う思いが切ないですね。ゲイルはそんなこと望んでないのに……
作者からの返信
読んでいただいてとても嬉しいです。ありがとうございます。
作中で言葉が通じなかった為、最後に思いがすれ違ってしまいました。
この誤りを取り戻せる場面が書きたくなって、続編『戦禍の大地に咲く百華』を書くことにしたのが本当です。
ずいぶん先になりますが、絡まった糸がほどかれる場面もあります。
お付き合いいただけたら何よりの喜びです。
感想、ありがとうございます。
第1話 物心ついたらゲル状の生き物_1への応援コメント
重めの出だしですが文章のリズム感が良いですね。
作者からの返信
読んでいただけて嬉しいです。ありがとうございます。
ゲル状生物でなかなか軽快なお話ではないのですが、結末までお付き合いいただけると喜びます。
第2話 物心ついたらゲル状の生き物_2への応援コメント
宣伝を見たときから気になっていたので、拝見させて頂きました!
思考、状況、感情の起伏。
どの描写も簡潔で無駄が無く、読みやすかったです!
簡潔済とのことでしたので、結末を楽しみにしながら読ませていただきたいと思います!
作者からの返信
ありがとうございます。
少しでも星野様の心に残る物語になれば幸いです。
最後までお付き合いいただけると嬉しく思います。
編集済
第一幕 01話 終わりの幕開け_1への応援コメント
エピ違い失礼します。
先日ゲル戦記の感想をしたためさせて頂きました。
作者さんの解答を聞いて自分でも思うところがあり、そこを共有したく思います。
最初の洞窟の描写についてゲイルの盲設定を失念しているのでは、と指摘しましたが、ご指摘の通り風が吹いている描写がありました。申し訳ないです。
ゲイルが勇者一行と相対するとき盲なのに魔法使いを武器種で看破していたことからゲイルが盲であることが死に設定なのでは、という思いがあり先走ってしまいました。
ゲイルが盲なのはフレーバーテキストに過ぎず、魔物とヒトの雲泥万里の差を示すものだと解釈すべきでした。
それから、ゲイルが壁を登れない、体が滴るということで相違ないなら勇者と初めて遭遇したとき流れるように天井に張り付いていたのはその時にはアリや竜を討伐していて新たな技能を獲得していたということでしょうか?
すみませんがご教授頂けると幸甚です。
あと、アリを殲滅していたことに関しては、アリの肉が筋肉程度しか食べられる部位がなかったという描写があったので、その後の飯が更なる藜羮ならアヴィの人間たちへの復讐に火がついたり、もし杓子果報に恵まれるようならアヴィが束の間の幸せを噛みしめるような描写がその後の復讐をより輝かせるのではと思ってつい口を出してしまいました。
余計なことばっかり言って論うようで申し訳ないです。
百合戦記も楽しんで拝読させて頂きます。
作者からの返信
続けてありがとうございます。
ゲイルは当初、体が緩くて壁にへばりつくと下に流れてしまいましたが、色々食べているうちに体が強く引き締まるように成長を実感する場面があります。
それで天井にも張り付けるようになっていきました。
アリ以外にモグラ系の魔物や火竜を食べたエピソードについては、戦記の方の第一幕終盤、三幕途中で思い出として触れています。
美味しい食事の際に、母さんにも食べさせてあげたかったという場面も第三幕エピローグあたりにあったはず。
その部分が後の第六幕の簡単な伏線として機能していたりもしますが。
アヴィが可哀想で始めた続章が思った以上に長編になってしまいましたが、最終幕まで読んでいただければ納得いただける結末になっているのではないかと思います。
色々と荒い部分が気になるかと思いますが、寛大な気持ちでお付き合いいただけると幸いです。