file.2 絹舞花恋

 本作のヒロインと言えば花恋さん。この子と湊くんはこの物語から剥がすことはできないので、引き続き名前も変えずに行きたいと思います。


 ちなみに「絹舞」って名字、調べても出て来ませんでした。存在しないのかもしれませんね(笑)。まあ可愛いからOKです。



絹舞きぬまい花恋かれん


[身体的特徴]

 身長:155cm 体重:○○kg バストサイズ:C

・色白。ラブコメの掟「整った顔」

・茶髪。長さはショート。後ろで小さくしっぽができるように結わいている一般的で楽な髪型。(……の方がなんか花恋さんっぽいよね?)

・体型は細身。体重は本人希望で非公開。

 イメージとしてはミニスカートよりロングスカートが似合う女の子。

・鼓膜を貫通して脳に染み込む甘い声。耳元注意。

・コンタクト裸眼。夜は眼鏡。(眼鏡姿はあんまり見られたくないみたい)

☆PMS及び機能性月経困難症。治療のため中学1年生の頃からピルを処方されている。


[精神的特徴] 一人称:私

・とにかく健気で一途。

・両親譲りの優しい性格。

・ガラスハート。

・悪口や暴力が苦手。

・ゴキブリが絶望的に無理。

・得意料理はお母さんに教えてもらった肉じゃが。

・ショートケーキが好き。

・猫が好き。


[出生]

 誕生日:2005年6月28日

 出身:群馬ぐんま渋川しぶかわ

 現住所:東京とうきょう日野ひの


[家族(続柄)]

・絹舞圭吾けいご(父) 

・絹舞いちご(母) 旧姓:飯島    



[所属]

 私立菖蒲あやめヶ丘高等学校2年3組

 部活は吹奏楽部。コントラバスパート。



 

 病気がちの父と優しい母の間に誕生(5年の妊活期を乗り越えての第一子)。

  ↓

 小学5年生の時、父が癌で他界。以降は母の手一人で育てられる。

  ↓

 中学1年生。PMS及び機能性月経困難症の症状(定期的異常性欲・過度な体調不良)が確認される。両親が不妊治療を行っていたことも踏まえ、子宮内膜症などのリスクも避けるためピルを服用し始める。

  ↓

 中学3年生。服薬のために持ち歩いていたピルを学校の廊下に落としてしまい、同級生にピルを服薬していることが知られてしまう。

  ↓

 低用量ピルは保健体育で主に「避妊薬」として紹介されるため、知識のないクラスメイトたちからいじめを受けるようになる。

  ↓

 一人で夜遅くまで働いてくれているお母さんに心配はかけられず……我慢。

  ↓

 ピルを服用しなくなる。痛みや体調不良が出た場合も我慢して学校へ。

  ↓

 いじめはなくならない。

  ↓

 理性の迷走。

 PMSの症状と重なり、衝動的にいじめの主犯の男子を椅子で殴打し、大怪我をさせてしまう。高熱とともに同時に花恋もその場で倒れる。

  ↓

 いじめの存在が隠れている中で、悪者は花恋さんになる。(お母さんはピルの服用を辞めていることを見抜き、いじめの可能性に気付く)

  ↓

 仕方なく母親に打ち明ける花恋。

  ↓

 ヒステリックで危険な女というレッテル貼られる。その話は学校中に広まり、他の子の親からも危険視される。(いじめとピルの存在は表に出ず、援交などの非行をしていると言う噂だけが誇張されて広まってしまう)

  ↓

 その波紋は花恋の母親の職場へ。職場でもいじめられるように。

  ↓

 何としてもいじめから我が子を守る決意をするお母さん。しかし、学校はいじめを隠蔽。頑なに認めようとはせず。

  ↓

 不登校になる花恋。お母さんも精神的に疲弊してしまう。

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 ある夜、花恋は家で一人。その日はいつまで経ってもお母さんが帰って来ず、小学生の頃に教えてもらった肉じゃがを作って待っていたところ、一本の電話。

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 警察からだった。お母さんが職場からの帰り道事故に遭い運ばれたと連絡。

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 肉体的にも精神的にも疲労していたお母さん。夜道で注意散漫になり自転車で事故に。一命は取り留めたが意識を取り戻すかはわからない状態。

  ↓

 父方の祖父母はすでに他界、母方の祖父は認知症で祖母の介護を必要とする状態のため花恋を引き取ることはできず、花恋は東京に住んでいる母の妹の檸檬れもんさんの元へ。

  ↓

 それとともに東京に引っ越す花恋。お母さんも東京の病院へ転院する。

  ↓

 東京での落ち着いた生活とともにだんだん精神的に元に戻って行く花恋。菖蒲ヶ丘高校へ入学。母親のリハビリテーションのために毎日病院へ通いながら、アルバイトも始める。(お母さんの医療費と自分の学費を賄ってくれている檸檬さんや祖父母への負担をできるだけ減らせるように)

  ↓

 1年生の3学期、学校からの推薦で1月から3月までニュージーランドへ留学。

  ↓

 2年生の始業式の日に母親の病院の帰り道、夜の繁華街で大人の男性集団から「声かけ」をされ、囲まれる。トラウマがある花恋は恐怖で動けず、連れていかれてしまいそうになるが、

  ↓

 世界一優しい少年が現れる。




 物語開始までの彼女の過去はとりあえずこんな感じ。改稿前からかなり変化させ、できるだけ無理な設定は避けています。


 次はもっと細かいところを決めていこう。

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