『助けた美少女JKが可哀そうすぎて同棲を始めるしかなかった』大改稿製作プロジェクト
file.1 もう一度
どうも皆様、あけましておめでとうございます。
2021年ですね。これを書いてる今はまだ2020年ですが、また一つ時間が過ぎゆくのを感じます。気付けば乾いた羽根つきの音はもう何年も聞いていません。
さて、プロジェクト名を見てきた方々がほとんどでしょう。だからわかっているとは思います。
2020年10月31日。あれはハロウィンの日でしたね。
『助けた美少女JKが可哀そうすぎて同棲を始めるしかなかった』公開終了。
僕は誰よりも優しい少年と誰よりも可愛らしい少女を殺したのです。
公開終了してから何度も考えます。あれは間違いなく僕の作品でしたし、あのような展開を用意しなければ間違いなく僕の代表作になっていました。
新しい世界に夢を見てみたかった。主語を大きく語れば自己満の小説でした。
新しく読む人の中には、あの作品に救われる人もいれば、傷つけられる人もいる。すべて公開してから、自分の手で人を傷つける可能性に気付いたんです。
傷ついた誰かを守るストーリーで人を傷つけるなんて嫌だと。
だからそういう大義を立てて、あの作品を削除しました。
綺麗ごとですね。
違うんですよ。逃げたんです。
あの作品を自分のものだと掲げている自分が、この世の誰よりも愚かに見えて。
あの二人の物語が大好きだった自分が、誰よりも汚く見えて。
よく考えたらそれは、僕と同じようにあの二人が大好きだったファンの皆さんを否定する行為でした。
僕が散々叩かれて否定された時、「Go」を掲げて背中を押してくれた皆さんを見捨てる行為だったのです。
それは「かんなづき」としてあるべき姿ではない。
あの時同じ舟に乗ってくれた人たちの思いを背負わなくてはならない。それくらい、あの作品は大きな作品だったんです。
だからやらなければいけない。
『助けた美少女JKが可哀そうすぎて同棲を始めるしかなかった』
設定・展開を大幅に変えた改稿版として、再度連載へ向け製作を開始します。
そしてその製作の様子をこの場所で公開し、読者の皆様にすべてを発信しながら、もう一度あの作品を完成させようと思っています。キャラクター設定・プロット組みなどの段階からすべて応援コメントをオープンにして、リアルタイムのエンターテインメントとしてお届けします。
目標は大きく一つだけ。
あの作品を「ライトノベル:ラブコメ」として復活させること。
軸を変えず無理のない展開。設定。描写の制限。
前回のデータがない分、再現しながらの作業は困難を極めますが、僕はあの二人がもう一度、色んな人々に応援されていたあの時間に戻してあげたい。
当然、バッシングは相当あると思います。
いくら中身を変えてもタイトルだけで嫌う人もいれば、「かんなづき」と言う名前がラブコメを書くだけで指を差す人もいるでしょう。
もしかしたら、このプロジェクトを支持してくださる人達も攻撃対象になるかもしれません。
それでも、応援してくださる方。あの二人をもう一度見たいと思ってくださる方。
もうこの舟は絶対に沈ませません。言い訳と諦め以外は海に捨てません。
もう一度、かんなづきに力を貸していただけないでしょうか。
支援コメントや応援は↓から。よろしくお願いします。
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