読む人の心を見透かされてしまいます。読んだ後も、心臓がドキドキしています。心、抉られます。
作家志望です。読書傾向はミステリー全般ですが、たまに純文学とか直木賞作品とか読みます。影響を受けやすいので、直近で読んだ本の文体を真似してしまうのが、悩み…
文体が好みで手に取り読み進めましたが、もがきながら必死に書く描写が丁寧に書かれていてとても良いですね。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(281文字)
さて困った、ここで取り沙汰されている純文学はおそらく私小説を念頭に置かれているようだ。私小説ならどんだけ嘘ついても「真実」ならありだ。もしくは私生活をそのまま切り取っても画になるような生き様のような…続きを読む
しかし確かに心が動く。本作はそんな作品であり、それは正しく純文学の1つの形ではないだろうか。
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