概要
東京久我山の一角にある古い洋館には、伝説の八咫烏が棲んでいた!!
中学三年生の緒川樹希は、学校内で執拗ないじめにあっていた。気の強い樹希はいじめなどものともしないが、クラス内で浮いていることが憂鬱だった。そんな樹希の前に現れた転校生戸鞠明良は、ドキドキするぐらい美少年なのに不愛想で、友達に成りたいクラスメートたちに近づくなオーラを発していた。
美術の授業中にいじめの対象であることを無視して樹希に話しかけた明良は、早速いじめの首謀者である及川ありさに目を付けられ、放課後クラスの不良に絡まれるが、難なく撃退した。明良は八咫烏が棲む館の住人だったのだ。
不思議な宿縁によって惹かれ合う樹希と明良、日本の歴史の裏に潜む皇援九家と呼ばれる謎の一族。やがて樹希は明良との関りを通じて、非日常的な戦いの世界に巻き込まれていくのだった。
美術の授業中にいじめの対象であることを無視して樹希に話しかけた明良は、早速いじめの首謀者である及川ありさに目を付けられ、放課後クラスの不良に絡まれるが、難なく撃退した。明良は八咫烏が棲む館の住人だったのだ。
不思議な宿縁によって惹かれ合う樹希と明良、日本の歴史の裏に潜む皇援九家と呼ばれる謎の一族。やがて樹希は明良との関りを通じて、非日常的な戦いの世界に巻き込まれていくのだった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!圧倒される高い筆力! なろう系の文章にうんざりな読者はこちらを。
まだ序盤の序盤ですが、事情がある中学生少女の心情や置かれている状況について、丁寧な三人称による文体で描写されています。
あらすじには専門用語が多く書かれていて、一瞬取っ付きにくく感じますが、物語の導入は一般中学生女子の視点から始まりますので、自然な形で感情移入できます。
私も小説家を目指している一人ですが、文章力の高さには脱帽です。
タイトルにも書きましたが、最近エンタメ小説に多い、一人称主人公の自分語りのどこにでもある小説とは一味違いますので、ぜひ、量産型のラノベにはもう飽き飽きだ! という読者さんには一読してほしい作品です。
第一話を読んでファンになりました。
私もぜひ、今後の…続きを読む