人生はただ生きるためなのか。問い掛けるアリスの夢の行方は、いずこ?

アリスは本を読んでいます。
かつて両親が見たであろう外国の御話です。
読んでいる時間は現実を忘れ、理想郷を夢見ることができたでしょうか。

アリスと、ふたつ年下の弟マルスは、畑を耕すことが日課の少年少女。
両親を流行り病で亡くして、長老に引き取られて暮らしています。
知識を求めて学校に通いたいと願っていますが、貧しい村に住んでいるため、叶いません。

或る日、貧しいと思われていたアリスたちに思わぬ財産が残されていたことが分かり、アリスは「学園都市」で学ぶことになるのですが……。

キャッチコピーの示すとおり「考えることの大切さ」を投げ掛ける物語です。
連載中の物語。提示されるユートピアの形が知りたくなる序章です。

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