概要
たとえダメだと分かっていても……。それでも私は先生が好きなんです!
二年二組の生徒:原田結花(十六歳 高校二年生)
二年二組の担任:小島陽人(二十五歳 教師歴三年目)
小さな頃から自分に自信を持つことができなかった原田結花。
周囲が恋愛話に盛り上がっていても自分には関係がないといつも蚊帳の外。学級委員という肩書も、それは他に立候補する人がいないから、自分が引き受ければ事が進むという消極的な理由。
そんな彼女が高校二年生の始業式の日の放課後、偶然に教室に忘れものを取りに来た陽人を人生で初めて意識してしまう。一方の陽人も結花には他の生徒とはどこか一線を越えたもの感じていた。
そんな結花は高校二年生の冬に治療をしなければ命にかかわってしまう病気を告げられてしまう。
手術は成功するものの、言われもない噂を流された結花は孤立して追い詰められてしまう。
そんな彼女の
二年二組の担任:小島陽人(二十五歳 教師歴三年目)
小さな頃から自分に自信を持つことができなかった原田結花。
周囲が恋愛話に盛り上がっていても自分には関係がないといつも蚊帳の外。学級委員という肩書も、それは他に立候補する人がいないから、自分が引き受ければ事が進むという消極的な理由。
そんな彼女が高校二年生の始業式の日の放課後、偶然に教室に忘れものを取りに来た陽人を人生で初めて意識してしまう。一方の陽人も結花には他の生徒とはどこか一線を越えたもの感じていた。
そんな結花は高校二年生の冬に治療をしなければ命にかかわってしまう病気を告げられてしまう。
手術は成功するものの、言われもない噂を流された結花は孤立して追い詰められてしまう。
そんな彼女の
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!生きることを諦めかけていた時、その手をとって優しく包んでくれたのは……
大病を患い、高校2年の冬を病院で過ごすことになった、この物語のヒロイン・結花。
最初は、お見舞いに来てくれていた同級生たちも、変わりすぎた彼女の姿を見て、次第に足が遠のき離れていった。
たったひとりの親友と、その時、担任だった『先生』を除いて……。その『先生』との約束を胸に、復学し進級するものの、周囲の冷たい想いが、彼女自身に容赦なく突き刺さる。
でも、とても素敵な恋愛小説でした。とにかく、読んで、涙して、がんばれって応援して、その恋が叶いますようにってドキドキしてほしいです。
甘酸っぱいという想いは、この物語には要らないのかもしれません。ただ、ヒロインの結花は、健気で一途でがん…続きを読む