【エピローグ・三】 私だけの卒業証書への応援コメント
こんにちは。
小林さんのお身体が大変なときに、一気にここまで読ませていただきました。すごい数の通知がいったと思います。申し訳ないです。
たくさんの方に見守られて、二人が一緒になって、とても幸せで、本当によかったです。
私の最後の「よかった」を言わせていただきました。
きっと二人ならこの先も力を合わせて生きていける。
強い絆と、たしかな愛を感じました。
素敵な物語を読ませていただき感謝です。
その熱が冷めないうちにレビューで語らせていただきます。
この後は、茜音さんの物語を楽しませてもらおうと思っています。
今後ともよろしくお願いします。
作者からの返信
りおんさま
最後まで完走いただきましてありがとうございました。
このお話で、結花がメインのストーリーは一度幕を閉じますが、今年のカクヨムコンに出す作品の中では、同じような境遇になってしまった子を導く結花先生としてグレードアップして再登場します。
(そのために次におすすめとしては出しませんでした)
最初は今にも切れそうな糸をお互いに必死にたぐり寄せるところから始まって、こういう大円団に持っていくのは大変でしたけど、やっぱりこの子は可愛いです(親バカ・笑)。
そう、この結花の境遇を丸ごと包みこんでしまった茜音と菜都実ですが、特に茜音は結花の孤独感を一番理解していました。
それはこれから読んでいただく茜音たちのストーリーに書いてありますが、「だからあれだけ心に傷を負った結花をリハビリできたのか」と分かっていただけると思いますよ。
素敵なレビューも拝見しました。
本当にありがとうございました。
七十三話 幸せなお昼寝でしたへの応援コメント
お母様に認められて、よかったという気持ちで溢れました。
私、「よかった」と言い過ぎですね(笑)
結花さんの家事スキルの高さ、陽人さんの決意の気持ち、驚きと感動が一緒になったような気持ちです。
この後も楽しませてもらいます。
作者からの返信
りおんさま
こちらにもありがとうございました。
いいんです。病気で一番苦しんでいる時に学校であれだけの仕打ちを受けて退場した結花が周りの応援をもらいながら少しずつ立ち直っていくのがこの物語の基本柱なので、「よかった」というのが彼女にとっても一番の褒め言葉だと思います。
実際に18歳でこれだけの家事スキルを身につけていたら、もう花嫁修業終わってますよね(笑)。
編集済
五十七話 断ることはなかったですよ?への応援コメント
陽人さんにそんなことが……と、数話ぐっと涙が出そうになるのを我慢しました。
結花ちゃんの優しさ、強さが、陽人さんに伝わって、きっと先生も嬉しかったのだと思います。
すみません、またもう一つだけ……
「結花は闘病中の絶望と不安を打ち破り、手紙の仲でも「叶うことはない」と承知の上で気持ちを伝えてきた芯の強い子だ。」とありますが、
私は読んでいるときに脳内で「手紙の中」と勝手に認識していました。
でも、何回か読んでも「仲」でもおかしくない気がして……
ぜひどちらが正しいか教えていただけると嬉しいです……!
作者からの返信
りおんさま
おはようございます。
こちらにもありがとうございます。
さて、手紙のなかですけれど、私もどっちが正解なのだと悩んでしまいました(笑)。
ただ、あの手紙が書かれた当時は、結花は陽人の気持ちを知りません。生徒が書いた1通の手紙なのですよね。
そうなると「手紙の文中=中」というのが的確だと思いまして、同じように、3箇所のサイト全て変更を行いました。
代表作と言っておきながらまだここまで誤字があるというのは、本当に情けない話なのですが……。ありがとうございます。
陽人の過去ですけれど、これを明かしたのは結花だけです。ですから、もはや陽人にとっても結花は人生の中で外せないピースになっています。陽人の中にある本当は隠しておいてもいいはずの過去を伝えた意味を理解した結花が自分の初めての唇を渡したというのも自然な成り行きなのですよね(笑)。
五十三話 先生にも「何か」ある…への応援コメント
二人が一緒にいるこの時間が、こちらもほっとします。
何度も思っているように、よかった……と。
ふと思ったのですが、ホテルや教会など、どこかモデルになった場所があるのでしょうか?
想像上でもリアルにあっても、どちらもありえるな……と思ってしまいました。
最後にすみません、結花ちゃんのセリフで、
「前にお付き合いした方も、きっとろいろと苦労されたんじゃないかと。」
のところですが、もしかして「きっといろいろと」なのかな?と思って読んでいました。
間違っていたら申し訳ないです……!!
作者からの返信
りおんさま
こんばんは。いつもありがとうございます。
そして最初に誤字報告ありがとうございました! 完全な脱字です。「色々と」と漢字にして、全掲載サイトの修正まで終わらせました。お恥ずかしいです。
やはり結花は陽人と一緒にいるときが一番自然な顔を今でもしています。
ホテルや教会のモデルのご質問ですが、
えーとですね、このホテルや教会なのですけれど、実在・現存します。私たち夫婦が挙式をしました、沖縄県読谷村(よみたんそん)にありますホテル日航アリビラと併設のアリビラグローリー教会がモデルとなっています。当時は沖縄県で一番大きなチャペルだったそうです。ですから、中も全部知っていますので、こういう経験を描写にフル活用です(笑)。名簿(実際にはイニシャルを自分たちで式の中で彫り込む純金の銘板)が残っているのも本当です。
私の作品では色々な子があちこちで挙式をしていますが、旅行中に見せていただいたチャペル、模擬挙式に参加させていただいたホテルやチャペル、ゲストとして呼ばれたゲストハウススタイル挙式など、もう古くは15年近く前になりますが、そういったものを作品に登場させるなんて当時全く思っていませんでした(笑)。
四十四話 夢… なら覚めないで…への応援コメント
一度応援のハートを押して、今日またこちらのお話をゆっくり読みました。
佐伯さんがとてもいい子でよかった。そして結花ちゃん、本当によかった。生きていてよかった。先生と出会えてよかった。好きだって言ってもらえてよかった。
何度も「よかった」と心の中でつぶやいたお話でした。
作者からの返信
りおんさま
おはようございます。
普通の恋愛物語だとしたら、ここまでで完結させてしまうこともありですし、そういった作品も複数見てきました。
ですが、このお話は結花の半生をそのまま描いていますから、この先にもいろいろなことがあって、女性としてひとつの区切りとする結婚までの長さがあります。
恋人同士となった二人がこの先にどのように本当のゴール(新しいスタートライン)までたどり着いていくか。
恐らく、ここから先の描写部分が他の作家さまの書く恋愛物語と決定的に違うところかと思います。告白を貰ってめでたしめでたしでは終わらない。結花が一人の女の子として夢を見ていた部分まできっちりと追い続けます。
ゆっくりで構いませんので、そんな二人の山や谷を一緒に歩いてあげてくださいね♪
四十二話 水族館は私の場所なんです…への応援コメント
>そんなときの私は間違いなく無防備だと思う。
ふと思ったのですが、このお話でここだけ上も下も空白行が他よりもひとつ多いのは、下は場面が進むからだと思いますが、上は、一人だった時のことを思い出して、胸がきゅっとなるというか、文中にもある通り、
>固まっていた心が解れていく。
このことをさらに表現しているのかなと。
違っていたらすみません。ふとあの文が目に止まって離れなくなったので。
続きも楽しませてもらいます。
作者からの返信
りおんさま
こんにちは。今日はこれを書いたら子どもたちが帰ってくるまで熟睡します。
あ、お気づきになられましたか?
目に止まって離れなくなったというのは、私の思惑どおりと言いますか…。
この行間わざと空けは同じように執筆スタイルを模索していらっしゃるフォロワーさまより教えていただき、以降ところどころで使用しています。
結花のお話ですと、【9-2】にある手紙の中で「それでも……、先生が好きです。」という行も、その文だけを浮かび上がらせるために使っています。→涙で書けなくなった事にしていますが。
この水族館から、結花の人生復活物語に入っていきますからね。どうぞお楽しみになさってくださいね。
二十六話 病室授業と許せない噂への応援コメント
誰かが流した噂、許せないです……。
と、先生と同じ気持ちになりました。
学校って狭い空間だから、やはりそういう噂が広まるのは早いですよね。
先生として、見過ごせないのも分かります。
先生がいてくれて、本当によかったです。
作者からの返信
りおんさま
こちらにもありがとうございます。
学校の中って、こういう根も葉もない噂、しかもゴシップになりそうなものはあっという間に拡散されてしまうのですよね。
癌なんて、臓器移植でもしなければうつることなんてまずありません。ちょうどこの初稿を書いていた頃にAIDSなどもテレビで騒がれたりしましたが、あれだって、きちんと対策をして感染も防げますし、適切な治療で日常生活を送ることも可能なのです。
そんな独り歩きした噂の中では針の上のむしろです。
こんな経験をも乗り越えているから、オープニングの結花は本来の自分を取り戻しているのですよね。
彼女は私の生み出したヒロインの中でも四天王の一人ですから(笑)、この辺を底にしてこれからはゆっくりですが立ち上がっていきますよ。
二十五話 自分を諦めないでくれ…約束だへの応援コメント
うう、よかった、結花ちゃん、よかった……。
シンプルにそんな思いで読んでいました。
消えてしまう存在とか思わないで!とも。
でも、心が弱ってしまう気持ちも分かります。続きも楽しませてもらいます。
作者からの返信
りおんさま
こんばんは。
修学旅行に続いて、こんなことをされたら好きにならないほうがおかしいと言うか…です。
でも、まだお互いの立場を分かっている結花だからこそ、ここまでボーダーラインを持ってこられたというのも事実です。
例の手紙は次のブロックで本文が登場しますが、打ち込みしながら私自身も泣いていましたよ。
十六話 一度だけの…禁じられた言葉への応援コメント
先生のことを好きになる。
ダメだと分かっていても、やはり人間気持ちが抑えられないこともあるわけで……。
ちょっと切ないシーンにぐっときました。
作者からの返信
りおんさま
こんばんは。
このあたりの結花の心境は、考えてはいけないと分かっていても…という非常に切ないものになっています。
りおんさまの今日の近況を先に読ませていただきました。
さて、この部分がプロットなしの一発書きだったら……?→現にありません。
実際にこの部分、結花の心の内やセリフは全て本人が私の中で喋りました。セリフは何度も口に出しています。
もちろん私も涙ボロボロです。この作品全体を通じてですが、書いている途中はとてもお見せできる顔ではありませんでしたよ(笑)。
七話 学生お気に入りのお店で!?への応援コメント
なるほど、お父さんお母さんも優しいですし、お母さんの周りに素敵な人がたくさんいますね。
心と身体のリハビリに、ぴったりな環境なのだろうなと思います。
働くことは大変なこともあると思いますが、結花ちゃんが元気に頑張ってくれることを祈りながら、続きも楽しませてもらいます。
作者からの返信
りおんさま
おはようございます。
あんな事件(未遂)を起こした結花をどうリハビリさせるかは、両親にとっても悩んだと思います。ただ、決断は非常に早かったですよね。失敗は許されませんから。
そこで登場したのが母親の高校時代からの親友たちとなったわけですが。病院などの専門の施設を使うよりも、信頼できるところを頼れることを知っていたからこその早さですよね。ですからGWは家にいたとしても、結花はメンタル面では入院などもしていないのです。
ここで、この作品の中での一つ目のキーポイント「結花が学生ではなくなった」というピースがはまります。
そしてもうひとつ、母親の佳織の親友たちを急に出してきていますが、この茜音、佳織、菜都実のメンバーというのは、この作品を作る前から別作品(長編シリーズ)で登場しています。一部を除いて、ストーリーが全て繋がっています。もちろんそれぞれ単独で読めるように作ってはいますが、特に彼女たちの名前や特に世代が変わるときは名字が同じ…なんてところにもあれ?と気づいていただけると面白いかもしれません。
三話 もう、疲れたよ…。への応援コメント
ここまででもう心に響きます。
第一話の元気な結花ちゃんからは想像ができませんでした。
でも、たしかに噂話が広まるのは早いですよね。学校という閉塞的な場所だと特に。
昔ちょっといじめられたことを思い出した私でした。
作者からの返信
りおんさま
おはようございます。
先の1-1話と同様に、1-3は昨年の冬の改稿で付け加えられた部分です。
ここまで自分の存在をどん底に落としている結花が、ここから少しずつ立ち直っていきます。
学校というある意味閉鎖的な空間の中で、特に受験というものを突きつけられている子たちには格好の餌食になってしまったことは容易に想像できます。
私も、小学生〜高校までどちらかと言えばいじめられての劣等感の塊でもありましたから、その頃の経験がどうしても作品に反映されてしまいます。
でもそんな結花のことを気にかけてくれる人は確かに存在するのです。
どうぞ、結花と一緒に小さな一歩を一緒に歩いてあげてくださいね。
一話 今日のランチはじめます!への応援コメント
今度はこちらの作品を読ませていただくことにしました。
結花ちゃん、元気良さそうな女の子という感じですが……?
これから少しずつ楽しませてもらいます。
作者からの返信
りおんさま
こんばんは。こちらにもお越しくださいましてありがとうございます。
はい、読んでくださった第1-1話は、現在の最終稿にするために付け加えられた一部となります。(初稿にはなかった部分です)
ここではずみを付けておかないと頭が本当に重くなってしまうので……。
でも、この結花は本当に純情で一途に人を愛せる子です。私のキャラクターの中でもトップレベルの子に仕上げてあります。
今の笑顔が嘘のように、何度も泣き笑いしながら、少しずつ成長していきます。実際に私もこの子と話し合いながら何度も一緒に泣きました。もちろん最後は笑顔で終える物語です。
どうぞ、お時間のある時にゆっくり進めていただければありがたい限りです。
二十七話 こんな手紙を書ける子だなんて…への応援コメント
読むの優先でコメント少なくなっていてすみません。
あのクリスマスの思い出があるからこそ、この手紙は涙なしには読めませんよね。
これは、普通に惚れます。
この瞬間に惚れてもおかしくないです。
だからこそ、もう想っていた先生の心に深く響きますよね。
作者からの返信
ソラノ ヒナさま
こんばんは。
いつもありがとうございます。
私も読みで精一杯で、同じく申し訳ありません。
この手紙の文面を起こしたとき、本当に泣きながら書きました(憑依しすぎ・笑)。
この手紙は結花が人生で1度きり書いたラブレターです。(その設定は当作品を超えても最後まで守られています)
こんな手紙を生徒とは言え、心のなかに温めている子から貰ったら…ですよね(笑)。
だからこそ、陽人はこのあと真剣に悩み自分の人生を考えていくきっかけになる重要なアイテムになるわけですが。
このときはまだ、「原田」と呼んでいます。これがいつ変わることやら…(それがターニングポイントのひとつですかね)。
十六話 一度だけの…禁じられた言葉への応援コメント
ここもまた切ないですね…。
それでも、伝えたかったですよね。
それぐらい支えられたのでしょうし、特別な相手ですもんね。
作者からの返信
ソラノ ヒナさま
こちらにもありがとうございます。
この二人で生涯で1通だけの手紙ですが、このあと【9-2】で全文が分かるようになっています。もしこんなの貰ったら…。いきなりなら重いと思われちゃうかもしれませんが、すでに気になる相手同士です。もう…すぐにでもすっ飛んでいきたいところなのに、相手は自分の「生徒」…。猛烈なジレンマです(泣)。
先生に恋してしまう女子、表に出るか出ないかは別にして私も何人も見てきましたね…。
十三話 そんな…まさか…、先生…?への応援コメント
結花ちゃんが前を向いて働いている時だからこその特別な再会に、胸がぎゅっとなりました。
作者からの返信
ソラノ ヒナさま
こんばんは。
お忙しい中でありがとうございます。
この瞬間に、波乱はあったものの、二人の赤い糸が途切れていなかったことが証明されて、このあとの幾多の困難も必死にそれを守っていくんですよね。
もう、この辺は書きながら(改稿しながらも)ボロボロしていた思い出深いシーンです。
そんなことを言っていたらこの作品泣き所だらけですけどね(苦笑)
七話 学生お気に入りのお店で!?への応援コメント
これは頼もしいですね!
ゆっくりゆっくり、心を癒す時間が必要ですからね。
それにしても、知っている名前があり、そういう意味でも楽しいです(笑)
作者からの返信
ソラノ ヒナさま
こんばんは。
いつもありがとうございます。
あんな騒ぎを起こしてしまった結花を昼間一人で置いておくわけには行きませんよね。
もう学生ではありませんから、お店のお手伝い時間は自由です。(まだ夜はもう少し待ちますが)
そこでゆっくりとリハビリをしていけばいいのです。
そう、知らない場所では結花の両親も心配でしょうが、おっしゃるとおり、多少のことぐらいでは驚かない、そうそうたるメンバーがバックに付いています。
その設定を最大限に活かすように全てを調整しました(笑)。
三話 もう、疲れたよ…。への応援コメント
1番最初のお話がなかったら、いつ救われるんだろう?って泣きながら読んでしまいますね…。
それでなくとも、ここまでのお話は涙が溢れてきます。
子供は時に残酷ですよね。
それを集中して受け続ける事はないです。
よく頑張りましたね、結花ちゃん。
作者からの返信
ソラノ ヒナさま
おはようございます。
皆さん気づかれましたよね。ここが改稿前にはなかった部分です。
この時、結花になにかあったら、この後のお話が全て生まれなかった大事件です。
私の頭の中にはずっとありました。でも書けなかったんです。(続編には挿入していますけれど)
今回、カクヨムコンに出す=最終改稿ということで表に出しました。
子供の頃の手加減を知らない言葉や行動がどれだけ当人を苦しめるか。
それは大人になって自分がそんな目に遭ってようやく気づくのですけれど、時すでに遅しということも多いのです。
結花は、何度もアップダウンを繰り返しながら歯を食いしばって自分の居場所を探していく子です。私ですら涙なしには読めません(苦笑)。
どうぞ、生きることに不器用な彼女の成長を見守ってあげてくださいね。
【エピローグ・三】 私だけの卒業証書への応援コメント
はじめまして、こんばんは。
先日、投稿なさっておいでの近況ノートを偶然見つけました。そこに、この物語のことが書かれてましたので、まずはこちらから……と思い、読ませていただきました。
とても、素敵な物語でした。途中、ドキドキもハラハラもたくさんしました。
エピローグまで読了して、最高の結末だったと思います。
小林汐希 さまが、近況ノートに書かれておられたように、ヒロインの結花が輝いてました。健気で一途でがんばり屋さんで……。
結花は大病を患って、一度は折れてしまったこころを少しずつ癒していって。それには、周囲の暖かい応援もあって、先生の優しい想いもあって……。
本当に素敵な物語でした。
リライトされたのは、あらすじを読ませていただいて、理解できました。1話あたりが短くてとても読みやすい分量ではないかと思います。長さを感じさせないというのは凄いことだと思います。
でも、わたしは、初稿のこの物語も読んでみたいと思いました。
作者からの返信
浅葱 ひな さま
はじめまして。こんにちは。
お返事が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
「あなたのやり方で抱きしめて!」への応援メッセージ、またレビューまでいただきまして、本当に嬉しい限りです。ありがとうございます。
先般あのような雑記を書かせていただき、そちらを読んでいただけたことから今回のように嬉しいお言葉を頂戴するに至ったわけですが、原田結花という女の子は、私のヒロインキャラクター像の原点回帰をさせた子として生まれまして、それは現在のもう一つの作品のヒロインである松本花菜にも受け継がれています。その辺の事情は近いうちにまた雑記という形でご紹介する予定です。
初稿の掲載ですが、私のバックアップのどこかに残っていると思うのですが、公開のやり方に迷ってしまいまして、できるかどうかお約束はできませんが、「過去のボツ作品大特集」みたいな形で期間限定でお出しできるかというレベルになります。
しかしながら、現行の作品は初稿に他の2作品の中からエピソードを切り離し順番を組み替えたものなので、お読みいただいていると文体が少し違う場所が見受けられると思います。そこはお恥ずかしながら私の腕の未熟さ故ですが、大まかにお伝えしますと、
①タイトルの一部変更。初稿は「あなたのやり方で抱きしめて…」という結花の一番弱っている頃の心境を現したものでしたので、当初に比べ彼女の覚悟を表に出しています。
②全体文章の見直し(旧作品が全27話+エピローグ構成だったものが、現29話+エピローグに。スマートフォンで移動中に読んでいただいている方の負担を考え、各ページの上限文字数を6000→改行やスペースを含め2000文字に。同様の理由で行間レイアウトの変更を行いました。結果28ページ→97ページへの増加へ)
③「7話 誰にも言えない予定」「第8話 結花の夢物語」は初稿完成後に書いたクリスマス短編作品をほぼ移植挿入したもの。
④「第24話 恋がひとつ消えてしまったの」は同じく後日に結花との確執のあった若林さん視点で書かれた短編作品から、結花と陽人先生が結ばれるという事実を伝える部分のみを切り取った上で移植挿入したもの。
⑤「エピローグ・2」の本番結婚式の場面で、「リハーサル」とは異なり結花のお父さんに出てもらう形にした。
このような違いがあります。これらを差し引いていただけますと、ほぼ初稿の作品となります。
また本来ならば掟破りの手法だと承知しておりますが、相互の視点で描写したこと。キャラクターの会話を主体に組み立てていることや、上記②で1ページあたりの文字数上限を下げたことも、約13万文字の長文を長さを感じないと言っていただけた要因かもしれません。(本当に誉め言葉をいただいたに尽きます)
これからも、流行の文章が書けない私ではありますがどこか心に残るものを…をコンセプトに書き続けていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
【エピローグ・三】 私だけの卒業証書への応援コメント
完結おめでとうございます。
ゆっくりと確実にふたりの気持ちがひとつになっていく過程が素敵でした。
ステキなラブストーリィをありがとうございました。
……読み終わるまでお☆さまを押してないことに気づかず申し訳ないです。
作者からの返信
奈那美(=^x^=)猫部さま
こんにちは。
いつも結花と陽人のお話を追ってくださってありがとうございました。☆もありがとうございます。♡をいつも押してくださっていたので、お時間のある時に追ってくださっていたんだなと感謝でした。
もうこのお話の初稿を書き上げて結構な時間が経つんですね。一昨年の晩秋にカクヨムコン参加に向け現在の版に仕上げてからも、少しずつ読んでくださる方もいらっしゃって、本当にありがたいです。
結花には、いい子を演じなくて、もっと素直な気持ちを前に押し出していいんだよと思いながら改稿していたことを思い出します。
なかなかこれだけのボリュームを持った恋愛作品を作るのは難しいのですけれど、まだ構想は持っています。
またこんなように直球勝負のお話をお届けできればと、これからも精進していきたいと思います。
今後もよろしくお願いいたします。