【書籍化9/1発売】銀狼は花の乙女に癒され、まどろむ ~身代わり侍女は冷酷皇帝の抱き枕~

作者 綾束 乙@『迷子宮女』1/25発売&重版

陛下!鶏がらはあんまりですよ!!(笑)

  • ★★★ Excellent!!!

でも、ついつい親しみを込めて(?)呼びたくなっちゃうんですよ、『鶏ンティアちゃん』と(コラッ

冷酷皇帝の名を持つウォルフレッドを癒す『花の乙女』であるトリンティアちゃん、ええ、この子、可哀相なくらいにガリガリでして。食べて!もっと食べて!!肥えて!!と何度画面越しに念を送ったかわかりません。美味しいものを食べているところを見て(読んで)、こんなに安心するヒロインなかなかいませんよ。私は親戚のおばちゃんか。

今回も安定のお砂糖たっぷりなお話です。さすが綾束さん、お砂糖の量がえげつない。

とはいえ、のっけから糖分全開、フルスロットルで砂糖をまき散らしているかというとそうではありません。あれ、今回は甘さ控えめ……?と読み進めていくうちに、あれよあれよと。気づけば「ちょ、陛下、それ以上は……!(読者が死んでしまいます)」となるわけですね。

内容としてはとってもシリアスなんですけど、堅苦しいなんてことは一切ありません。時に憤慨し、涙し、そして甘さに悶える!

まだまだ続いている本作、これからの展開も楽しみでなりません!!


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★★★ Excellent!!!

この作品、三話読んで、ハマらなかったら、私は驚きます。

ヒロインである伯爵家の養女トリンティアは残酷な子ども時代を過ごし、虐待を受けた後遺症から、人が恐ろしくて仕方がなく、できるだけ目立たないよう… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

これまで散々に虐げられてきたヒロイン・トリンティアが、ひょんなことから冷酷皇帝・ウォルフレッドに召し上げられる、いわゆる『溺愛もの』に分類される本作。
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