じれじれ甘々、でもしっかりピンチもある恋愛異世界ファンタジーの良作☆

伯爵家の養女とは名ばかりの扱いを受けていた主人公のトリンティア。
彼女は銀狼国の王城へ侍女見習いの奉公にあがることに。
そして王城で『冷酷皇帝』と呼ばれるウォルフレッドに出会い、トリンティアの運命の歯車が回り始めます!

トリンティアはウォルフレッドが探し求めていた『花の乙女』なのですが、彼女は伯爵家で虐げられていたこともあり、自己肯定感がとても低く、まともにウォルフレッドと相対することができません。
ウォルフレッドのほうも『冷酷皇帝』と呼ばれるだけあって、大きな態度をとりがちでトリンティアを恐がらせます。
こんな感じでラブきゅんな展開が訪れるのかと疑問に思うかもしれませんが、そこをしっかりと補ってくれる『花の乙女』と銀狼国皇帝の切っても切れない宿命がしっかりと設定されていて、しっかりラブきゅん出来るんです!
しかもその後、お互いをゆっくりと知っていき、どんどん二人の距離は縮んでいきます☆

ラブストーリー以外のストーリーもしっかりと作り込まれていて、後半には大きな事件も起き、最初から最後まで目が離せない物語でした☆

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