この旋律はメロウにセンチメンタルで時々スイートで

まるでセッションを聞いているよう。
最初はなかなか不器用な二人。
それが、多くの出来事を乗り越えたり、
体験をしたり、お互いの過去を受け入れながら
着実に前に進んでいく。

美しい文章に騙されちゃいけない。

最初こそ緩やかに感じるかもしれないけど、
転調、変調、さらには色々な人を巻き込み
そして、向き合いながらのオーケストレーションさながら。
物語に飲み込まれていくから。

メロウでセンチメンタルで
そして、時々本当にスイートで。

物語はまだまだこれからですが、
読んでいて応援したくなるし
優しくなる。

この旋律に、耳を傾けてみませんか?

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