言葉って生まれ、廃れて、生まれ変わる。でも、本当の意味を知ってる?
- ★★★ Excellent!!!
笑う門には福来たる。
使いますよね。
ちょっと、検索したら、起業家の方が座右の銘にしていたりします。
だけど……それが誤った用法だとしたら。
もう、これは音無雪先生のエッセイを読んで欲しいと思うのですが。
(レビューワーが多くを語るよりもなのですが)
一つだけ。
本当にその言葉は……情報は正しいのだろうか、と。分からないことすら分からないというスパイラルの中で。自分も誤字をしたり、誤用することもあるから。
実際、今回の話題は
「笑う門には福来たる」「「蘇民将来」で検索をして、ようやく出てきた次第。この当たり、図書館のレファレンスサービスで改めて調べたいと思います。
閑話休題。
だからこそ、言葉を大事にしたいと思わせるエッセイです。
「それ死語」
なんて、気軽に言うけど。
この作者様は言葉警察ではないから。
誤ったとしても、目くじらを立てることはないと思います。
大切なのは、日々の言葉を大切にすること。時々、振り返ること。その言葉の意味を、ちょっとだけ考えてみることなんじゃってないかと思いました。
言葉を言霊に。
大切にしている作者様だからこそのエッセイ。
物語を愛する人にこそ
ぜひ読んでいただきたいと思います。