スノーマンの愛は誰よりも重く、季節を越えても溶けない

一見、王道の婚約破棄モノ? 
でも実は、そんな枠では収まりきらない、深い物語に出会ってしましました。

おそましい風貌のヒロインはかつて、雪の女神と言われてましたが、今や雪の魔女と言われる始末。愛らしい妹に婚約者を奪われ婚約破棄の展開へ――。


……


醜い風貌だから、と。相手を傷つけて良い理由には、一切なりませんよね。
かたや、ずっと連れ添ったスノーマンは……。

あぁ、スノーマンについて語りたい。
でも、それを語ったらネタバレになってしまうので。

こういう物語展開は、ザマァに主力を置くのがセオリーだと思うのですが、国は愛したけれど、民達には愛されなかった雪の女神様が、ラストにどうエンドを迎えるのか。ココ、本当に注目です。



寒さを耐えた大地は、雪溶けの恵で大地を豊かにする。
それでは、寄り添ったスノーマンの愛は?

これは、寒い日にこそ読んで欲しい
雪にまつわるお伽噺。
カクヨムコン10 短編創作フェス お題「雪」でエントリーした作品です。
シンプルな雪というお題から、ココまで書かれたのが、またスゴイ。

結末は、是非
皆さんの目で確かめてください。

胸いっぱいに
絶対、気持ちが芯から暖かくなるから。

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