四季を持つ日本ならではの物語。

 2月のある日。電車に乗るわけでもなく、駅近くで佇む美しい女性。主人公は、幾度となく見かける彼女に声をかけます。

 冬の白く凍てつく情景と女性の表現が何とも美しく、儚く浮かびます。

 そして、彼女がまつという春がやって来ると……。この先は、是非読んで確かめてください。

その他のおすすめレビュー

空草 うつをさんの他のおすすめレビュー258