混沌は、嗤う異魚と共に

 クトゥルフ神話、ディープワン、深きものども。

 この単語に反応した人は、多くは語りません。本作へどうぞ。既読者がアレコレ言うよりその方が楽しめると思います。

 おお、いと貴きラブクラフトよ!ラブクラフトを讃えよ!

 と毎朝太陽礼拝している信者の方は下がるSAN値も無いでしょうから本作へどうぞ。どうせ言わんでも突撃するでしょうが。

 さて、レビューですから上記2つに当てはまらない逸般人にまだ成ってない一般人向けへやってみようと思います。無論、ネタバレ無しで。
 本作は大正時代にクトゥルフ神話をブチ込んでコズミックホラーとかいう正気を失いかねないコンクリートミキサーで撹拌した作品でございます。
 尚、材料には神話や伝承、宗教に方々の魔術まで使用しておりますので伝記物が好きならば絶対何処かでぶっ刺さると思います。
 んで、ここからは拒否不能のスパイスでございますが。
 18発禁ギリギリなエログロ表現、どうにもならんSAN値の低下、きっと想像力豊かな人ほどハマるかドン引きするかの二択。
 更には膨大な設定、非常用漢字を用いた詩的表現、地の文大好き本の虫にはご褒美文章。
 以上に引かれる方は是非どうぞ。きっと満足の行く狂気を味わえることでしょう。
 では、長々と語りましたが―――最後に一言だけ、私からこの言葉を皆様に送らせて頂きます。
















 ―――ラブクラフトとモブモブ夫を讃えよ!

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