衝撃の儚いラスト。最初から「もう今日でさいご」って分かってたはずなのに
- ★★★ Excellent!!!
やられました。
「今日でさいご」の意味を、
ほんとうにさいごのさいごまで
誤解しっぱなしでした。
物音1つ立てずに入ってくる先輩。
痛みを感じないデコピン。
軽い身体と触れないバスケボール。
あれ? 先輩ケガでもしてる?、とか
青春ラブストーリーの描写の一種かなとしか思わず、
後半で出てくる不思議な「7週間」も最初はスルーしてしまいました。
いろんな伏線にまんまと引っかかってしまい、
切な苦しすぎるラストに、「ハぁぁ」と深い息をつくことしかできませんでした。
最低、2度は読むことをおすすめします。