一万年後の地球、それは魔力を持つ血が支配する世界――少女よ、世界に挑め

一万年後の地球、そこは魔力が――より強い魔力が、それを持つ者が上に立つ秩序が形成されていた。

魔力を持つ者、それは生まれにより、血により決まる。
そんなポスト・アポカリプスの世界の片隅に生きる少女、シエラ。
彼女は孤児院に育ち、その外見から「枯れ木のシエラ」と呼ばれていた。
しかし、シエラは、ユーリをはじめとする孤児院の人々や、その孤児院の危機に知り合った孤高の男サミュエルといった、個性豊かな人物と巡り合い、触れ合い、時に反発し、時に繋がり、その出生をめぐる謎を、魔力を持つ王の打倒を目指し、奮闘する。

「生命の樹」から生まれたとされる、シエラの出生の謎とは?
この世界を支配する者たち、その魔力を持つ血――ゲノムとは?
謎を追い求めるシエラと仲間たちの冒険が繰り広げられ、あたかもゲノムの螺旋のごとく、謎と冒険とが絡まり合い、読む者を飽きさせません。

今、佳境を迎えようとしているこの物語、ぜひ、ご覧ください!

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