シエラには、優しい人がよく似合う……。この果実に想いを込めて。

遠い先の話です。

孤児院のシエラとその兄ユーリが不思議な世界で幸せに暮らしていました。

けれども、孤児院が襲われた為、母に地図を託されて逃げるしかありません。

そこで出会った人はサミュエルと言いました。

あるとき、サミュエルとシエラの心を通じあわせるものがありました。

クロムオレンジのときです。

愛情についてなのでしょう。

孤児院の母を失ったこのとき、シエラは胸がきつかったと思います。

けれども、サミュエルのひとつひとつの思い遣りが沁みて来ます。

そして、クロムオレンジが綺麗であたたかいアイテムとして巡っています。

私は、このときのシーンを色鮮やかであたたかく感じました。

是非、ご一読ください。

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