飛べ! 焦がれてもいいから……。

本作は、ピアノの音楽を絡めた読み応えのある心模様でした。

私は以前はクラシックばかりでしたが、今は歌謡曲ですね。

いや、フォークというかニューミュージックというか、簡単に言えば「ざ、さだまさしさん」一色で潤いがないですが、それはそれで、浮気はしないので。(笑)。

フレデリックは、心のお友達だったのでしょうか。

少女漫画を女性が描き始めた昭和の初期漫画史にそこはかとなく切なさが似ています。

誰も悪くないのです。

敢えて挙げろと言われてもその必要はないと思います。

各々の道を貫いた結果が、哀しさで満たされています。

落ち着いたときに、ご一読ください。

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