概要
締め切り直前の俺の部屋にどんどん何者かが押し寄せてくる件
ハッピーエンドか、
バッドエンドか、
それが問題だ。
※第一回神ひな川小説大賞参加作品(お題「ハッピーエンド」)
バッドエンドか、
それが問題だ。
※第一回神ひな川小説大賞参加作品(お題「ハッピーエンド」)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!嘘でしょ!? 一番ヤバイやつが放置されたままなんですが!?
完成直前になって物語の幕引きに悩み始める、締め切りギリギリの作家さんのお話。
コメディです。コテコテの、と言ってはちょっとおかしいかもしれませんが、なんとなく予定調和な展開をふんだんに盛り込んだ、ある種のお約束感が楽しい物語。それも読み始めてすぐノリが掴めるので、「オッケーそういう話ね!」と肩の力を抜いて読むことができます。個人的な分類では癒し系。突拍子のなさや愉快な発想力、間の取り方はずし方も丁寧なのですが、それ以上にこちらのガードを解くのが巧みという印象です。
なにしろ冒頭からしれっとベタなところを突いてくるというか、いきなり主人公がこちら(読者)に語りかけてくるんです。それも別に…続きを読む