概要
ぼくはすいようびです
【第一回神ひな川小説大賞参加作品】
人と言葉を通じ合えない男児の時生(ときお)は、親に捨てられて邪神を奉る旧家に引き取られる。彼の役目は将来、邪神の恵みに対価として命を差し出す贄となることだった。そんな彼の前に、年齢すら定かでは無い謎の少年・長月彦が現れる。
【更新履歴】
2020/9/21 14:52 後編にて、以下の誤字を修正致しました。
誤:時生は悲鳴を上げたが、何者かの声はを悦ばせるだけだった。
↓
正:時生は悲鳴を上げたが、何者かの声はを悦ばせるだけだった。
人と言葉を通じ合えない男児の時生(ときお)は、親に捨てられて邪神を奉る旧家に引き取られる。彼の役目は将来、邪神の恵みに対価として命を差し出す贄となることだった。そんな彼の前に、年齢すら定かでは無い謎の少年・長月彦が現れる。
【更新履歴】
2020/9/21 14:52 後編にて、以下の誤字を修正致しました。
誤:時生は悲鳴を上げたが、何者かの声はを悦ばせるだけだった。
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正:時生は悲鳴を上げたが、何者かの声はを悦ばせるだけだった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!この世ならざる何者かとの契り
親に見捨てられ生贄として旧家に引き取られた男児・時生と、座敷牢の奥に住む正体不明の少年・長月彦の、不思議な交流のお話。
ボーイズラブです。それもホラーテイストというか、旧家を舞台とした和風ファンタジーといった趣の作品。この辺はタグの「因習系旧家」「座敷牢」が分かりやすいというか、それらの語から期待されるであろうものがたっぷり詰まった、ハードでダークな淫靡さのあるお話です。この辺の道具立てというか、あるいはその積み重ね方というべきか、とにかく雰囲気の出し方漂わせ方が本当に丁寧で、浸っても浸ってもまだ沈んでいけるような感覚が魅力的でした。
読み始めてすぐに興味を惹かれるというか、「おっ」と…続きを読む