概要
信じる者が巣食われるなら、全ての信仰を殺そうではないか。
戦乱の世が母を殺した日、檜扇忠臣は決意した。
神仏に縋ることしかできない弱き者が、人間らしく生きられるように。
――この世に蔓延る信仰の全てを駆逐せしめんと。
戦国の世を駆け、八百万の神仏を屠殺する戦いが、その日から始まった。
神仏に縋ることしかできない弱き者が、人間らしく生きられるように。
――この世に蔓延る信仰の全てを駆逐せしめんと。
戦国の世を駆け、八百万の神仏を屠殺する戦いが、その日から始まった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!壊してゆけるか、壊してやろうか
こーーーれめっちゃ面白いです! 掴みがまず抜群で、檜扇忠臣の狂気じみた信念をがつんと叩き込まれます。信仰テーマにして信仰を屠ろうとするキャラがメイン、面白くないわけがないですね……。思い通りにいかないからと血の涙を流す主人公、イカれていて本当に好きです!褒めてます本当です。
主人公檜扇忠臣はキャラ立ちも完璧であり、一気に物語に入り込めます。流石だなー! 神崎さんの小説ってキャラの印象がいつも強く残るんですよ。造詣が達者で、その土台があるからこそ内容も映えるんじゃなかなと個人的には思っております。
一話目の重要さをわかっていらっしゃるというか、冒頭から飽きさせない展開が続きます。この、し…続きを読む