ニーチェオタ必見

ニーチェの永劫回帰を下敷きに、独自の回帰する世界を描き出した怪作。元となる永劫回帰を付け焼き刃でググった程度にしか理解できなかったので、あまりそっち側には踏み入らないように読んだ。今作では「志々見九愛」がエピソードごとに異なるシチュエーションで、時には古典的な死亡フラグをなぞりながら死亡するという展開を繰り返しながら、『副作用のある』云々と説明される不可思議な変化に巻き込まれていく。
永劫回帰の果てにあった場所は、彼・彼女たちにいかなる結末を示したのだろうか?
まあぶっちゃけニーチェがとか言われると僕には少々難解すぎた部分もあったので、ニーチェを勉強し直してきます。