エスプリは香る。心に何かを伝えるように。

ギ・ド・モーパッサン。
1850年生まれのフランスの作家です。
決して長くはない作家人生で、約300の小説を書き上げました。
短編が多いと言っても凄い数です。
こんなにも膨大だと、何から読んでいいのか分からなくなりますね。
そんなあなたの指南書として、是非!

「モーパッサンは氷に似ている。尤も時には氷砂糖にも似ている」と文豪・芥川龍之介は著しました。正直、解釈に困りますが、『モーパッサンはお好き』を何話か読み進めるうちに、何となく分かるような気になって不思議です。けれども、そもそも文学を分かる・分からないではなく、心に伝わる何かを感じていれば良いのではないでしょうか。

堅苦しさや難しさはありません。
作者様厳選の名著が分かりやすく紹介されています。
笑えるようで笑えない話、カラリと笑わせてくれる話、人間とは何か考えさせられる話……種類は豊富です。
原作を読んでいなくても充分、楽しめる内容です。
心にぴったりの物語を見付けてみませんか?
精神の清涼剤になること請け合いです。

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