"彼女の通り過ぎた空に、百の灰の塊と二百の蝙蝠の羽がばら撒かれた。"ここ、一番好きなところです。素敵ポイントが天を貫きます。王道を行って8000字以内できっちり描き切る。流石の技量と思います。かっこよかったです!(๑˃̵ᴗ˂̵)
とてもとても王道ストーリーの、お伽話のような掌編です。だのに何故か私は、初めて読む物語のように、ワクワク、そしてドキドキしながら読み切ってしまいました。これは偏に、作者様の持つ瑞々しい感性と文体のなせる技としか言いようがありません。素晴らしいの一言。
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