第6話 エアコンの冷風が止まりません
止まっているエアコンから、延々と冷風が流れ続ける。涼しいので、まあいいか、明日にでも修理を呼ぼうと床に着く。
闇の中、ふと見れば、エアコンの吹き出し口の中の何かと目が合った。それはニタリと嗤うと、ふうっと冷たい息を吐き出した。
冷えたのは僕の肝か、魂か。朝まで起きていられるだろうか。
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