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概要
それでも、抱負を持つことに意味があるんだ。
夜祭に向かう道すがら、「わたし」はかつての友である生天目のことを思い出していた。瀬戸内海に浮かぶ島を舞台に、乾いた空気感の中、過去に住まう記憶と「わたし」の交流が淡々と続く。「わたし」に課題を残して姿を消した生天目は、五年前は現れなかった夜祭に現れるというが……。/ 「宿題」をお題として、2019年に書いたものです。部内賞をいただきました。タブッキ『レクイエム』へのリスペクト。
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