概要
鬼ヶ島へ行くはずが異世界へ!?犬キメラドラゴン女子と鬼(まおう)退治!
桃太郎はずんずん行きますと、あたりがいきなりまっ暗になりました。さっきまでお日様がニコニコと照っていたのに、おかしいなあと首をかしげました。
桃太郎があたりを見まわすと、「誰か、誰か…」と声がしました。
そちらにいくと、草むらの中に犬のような耳と尻尾をしたおんなの子がいました。
「やいやい、へんな姿のきみは鬼のお供なのか」
桃太郎はたずねました。
「きゃっ!?だれ!?…え、お、オーガ…? 私は見ての通りのただの獣人ですが…それより…!」
よく見ると、犬のおんなの子のまわりには、大きなナタをもったごろつきがいました。
そこは盗賊の住処でした。
へらへらと笑うごろつきたちに、いつの間にかおんなの子を背にしてかこまれていたのです。
「ほう…なかなかいい着物じゃねえか。そのハチマキといい
桃太郎があたりを見まわすと、「誰か、誰か…」と声がしました。
そちらにいくと、草むらの中に犬のような耳と尻尾をしたおんなの子がいました。
「やいやい、へんな姿のきみは鬼のお供なのか」
桃太郎はたずねました。
「きゃっ!?だれ!?…え、お、オーガ…? 私は見ての通りのただの獣人ですが…それより…!」
よく見ると、犬のおんなの子のまわりには、大きなナタをもったごろつきがいました。
そこは盗賊の住処でした。
へらへらと笑うごろつきたちに、いつの間にかおんなの子を背にしてかこまれていたのです。
「ほう…なかなかいい着物じゃねえか。そのハチマキといい
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