人生は甘いばかりじゃない。けれど、この二人なら何があっても大丈夫。

妾の子として虐げられ、料理屋・五十鈴で日々こきつかわれる小夏。
物語は、そんな小夏に縁談が舞い込むところから始まります。

小夏に縁談を申し込んだのは、和菓子屋・千寿堂を一人で切り盛りする青年・伊織。

この伊織が! 目元涼しげで誠実で優しい、きりっとした男前なのです!(≧▽≦)
小夏はどうしてこんな素敵な人が私なんかを妻に? と不思議に思いますが、それには事情があって……。


和菓子屋の日々を丁寧に描きながら、ゆっくりと心を通わせる二人。
その様子は、タイトル通り、甘いお菓子のようにあっまあまです( *´艸`)

とはいえ、結婚するものの、結納金を五十鈴屋にふんだくられたせいで、この二人、なかなか祝言をあげられません。

伊織の理性は、祝言までもつのか!?
結婚してもなお、呪いのようにつきまとう五十鈴屋の人々に、小夏はどうするのか?

可愛いあやかし達がほっこりとさせてくれつつも、波乱とあまあまに満ちた若い二人の素敵な物語。

どうぞ、ご賞味くださいませ(*´▽`*)

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