まるで映画館にいるような物語、作り込まれた設定に気になるが止まらない!

刺激的なタイトルとまるで映画館にいるような気分になった、他の作品とはまた違う異色の物語となっております。

舞台は、南米。
物語は、娼館の少女の悲鳴から始まります。

警官二人にとある理由から追い込まれていくのだが、そこに現れたのは娼館の女王:マカレーナだった。ヴェールの上からさえ見てとれる、息を呑むほどの美しい姿に周りの男は息を呑むほどなのだ。

そこから物語が動き始めるんですが、とっても設定や描写がリアルなんです。
リアルというのは、現実のリアルではなく、映画館で演じている俳優や女優を見ているような、そんな気分にさせられる巧みな文章と描写ということです。

設定も細かに描かれていて、登場人物もキャラが立っているのでとても読みやすい構成になっております。

巨漢の警官のホセが個人的にいい味を出してくれてますね。
そして、マカレーナとホセの諍いに割って入った青年の正体とは!?
読者を惹きつける終わり方を毎回されるので、気になるという気持ちが湧き出ると思います!

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