異世界への扉

氷山先輩、かっこいい!
主人公三咲晶穂が出会うもう一人の主人公氷山リン、
彼が素敵すぎて、もうそれを目当てに読んでもいいくらい!
常識人、頼もしい、美青年、吸血鬼、
後進をクールに見守る凛々しさ、
そしてたまに垣間見せるデレ部分とか、
女子の大半が彼を好きなのは伊達じゃない。
あと序盤で、氷山に近づくなといいながら、
めっちゃ推しの情報語ってくれる二人組みも地味に好きです。

この物語は異世界ソディールを舞台に、
氷山先輩をはじめとする吸血鬼や猫人、狼人などが結成した銀の華と、
彼らを狙う狩人の戦いからはじまる壮大な大河ファンタジーです。

本作の魅力はなんといっても、個性豊かなキャラクターたち。
主人公格の晶穂や氷山先輩はもちろん、
サブキャラクターにもドラマがあり、
それを素晴らしい文章力がすんなりと物語として描いていきます。

読めば誰でも推しがひとりできるのではないでしょうか。
私は氷山先輩一筋でしたが、
サブキャラのアイナとユーギも気になってます。

もう語りだすとキリがないんですが、
最初の方で空から降ってくる氷山先輩かっこよすぎ!
異世界ソディールの門はすぐ傍に。
その扉を開けるのは、どうかあなたの手で!

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