初めから引き込まれる世界観、完成度の高い文章力

最新話まで読んでからレビューを…と思いましたが、あまりの完成度の高さに驚きその感動をすぐ伝えたいので先にレビューを書きます。

遡臓という、前世の記憶を留めておくための臓器。前世の記憶がなかった、主人公の神崎くん。
もう、この2つだけでストーリーがぶわっと膨らみます。遡臓とはなにか、というのもサラッと説明しているので変にくどくありません。
前世の記憶を映像化しても、真っ白なまま。そんな謎を残して、物語はすすみます。

全体的に文章がまとまっているため、「あれ、この設定なに?」が読んでいてありません。登場人物の会話からもそういう設定に関するヒントが散りばめられていて、説明文ではないのでスッと頭に入ってくるのかなと読んでいて感じました。

今後、どのように神崎くんの日常が変化していくのか。楽しみに続きを読ませていただきます!そして、悠一くんのキャラいいですね(笑)

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