淡々と進む一人旅もまた、良いもんさ

本作は自転車で四国八十八ヶ所を巡った作者のエッセイです。特に目的も無く、信仰心も無く。だからからか、文体も押し付けがましいものは一切無く、淡々と旅が進みます。

まだまだ先の話になるでしょうが、いつか自分もお遍路に行きたいなぁ、と思わせてくれる作品でした。目的も信仰心も無いですが、この身一つあれば充分でしょう。