隠井先生! 質問です!

本作はエッセイと分類されていますが、身構えずに一度読んでみれば分かります。創作物としても大変面白い作品です。多岐にわたるテーマに沿ってそれぞれ数回の「講義」に分けて綴られていますが、どれも良く調べられていて、「へぇ~」と言いながらついつい読み進めてしまいます。

講師である(通常の小説でいう語り手)隠井迅先生というキャラクターの人間味が滲む「講義」を一度受講してみれば、きっとあなたも先生に質問したくなるでしょう。

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